2023 Fiscal Year Research-status Report
敗血症に合併した低体温における骨髄由来細胞のiNOSを介した病態的意義の解明
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20K17891
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
高谷 悠大 京都大学, 医学研究科, 助教 (60828903)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | 敗血症 / 低体温 / iNOS |
Outline of Annual Research Achievements |
敗血症に合併する低体温に関する、iNOS(誘導型一酸化窒素合成酵素)を介したメカニズムと、骨髄由来細胞による病態改善の効果を明らかにするため、骨髄移植後の体温変化や生存率の評価、免疫染色の実験を予定していたが、コロナ禍による実験実施の制限により十分な検討ができなかった。第51回日本集中治療医学会学術集会において、敗血症に関連した基礎研究の情報収集を行い、知見を深めた。今後は、その内容を踏まえ、改めて実験計画を再考する予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
コロナ禍のため、病院内でクラスターが発生したり、研究者が濃厚接触者となるなどの制約があり、満足に研究を行う時間が確保できず、当初の研究計画よりも進捗状況が遅れている。
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Strategy for Future Research Activity |
コロナ感染症が5類感染症となり、規制が緩和されつつあるため、今後は実験計画を再考し、敗血症マウスを使った検討を試みる予定である。
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Causes of Carryover |
コロナ禍により研究実施に制限が生じ、実際に予定していた研究が未実施となったため。
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