2021 Fiscal Year Research-status Report
Project/Area Number |
20K18185
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Research Institution | Tokyo Medical and Dental University |
Principal Investigator |
平光 史朗 東京医科歯科大学, 医学部附属病院, 助教 (80707480)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | Dkk-4 / Dickkopf / 骨粗鬆症 / Wnt シグナル |
Outline of Annual Research Achievements |
Wnt signalの細胞外阻害因子であるDkk( Dickkopf ) familyのmemberの1つであるDickkopf-4(Dkk-4)の兵営後骨粗鬆症における骨形成に関する機構を明らか にするため下記の研究を行っている。 ①東京医科歯科大学病院 周産・女性診療科を受診した40歳以上の女性のうち、文書による同意を得た者の中から、HRTやGnRHanalogue療法などを施行している者を除くものを対象とし骨代謝マーカーの尿中NTX (the cross-linked N-telopeptide of type I collagen)、尿中DPD(deoxypyridinoline)、TRACP-5b (tartrate-resistant acid phosphatase 5b)、BAP (bone-specific alkaline phosphatase)、ucOC (undercarboxylated osteocalcin)、E2、FSH の測定とDEXA( Lunar DPX )を用いて腰椎(L2-4)の骨密度測定を行い、血清Dkk1/3/4濃度との相関を調査している。
②閉経後骨粗鬆症の動物モデルである卵巣摘出マウスにおいて、Dkk-4発現がどのように変化するかに関する検討を行うために、10週齢のBL/6マウスの卵巣を摘出し、OVXマウスの作成を行っている。心臓から血液を採取をしており、今後血清を分離してELISAによりDkk-4濃度また同時に骨吸収マーカー 骨形成マーカーの濃度も測定しを測定し、偽手術群との比較を行う予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
コロナ禍のため研究対象者が少なくなり、また施設使用困難のため、研究が遅れている。
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Strategy for Future Research Activity |
コロナ感染症の状況によるが、できるだけ研究を進めていきたい。
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Causes of Carryover |
コロナ禍で研究ができず、使用できなかったが、今後コロナ禍落ち着けば研究を進めていきたい。
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