2020 Fiscal Year Research-status Report
統合失調症患者の転倒予防に向けた評価方法の開発に関する研究
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20K19062
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Research Institution | Prefectural University of Hiroshima |
Principal Investigator |
麻生 浩司 県立広島大学, 保健福祉学部(三原キャンパス), 助手 (90779216)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 統合失調症 / 転倒 / バランス / 身体組成 / 転倒恐怖感 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、統合失調症入院患者を対象にして、転倒とバランス能力、転倒恐怖感、身体組成がどのように関連しているのかを明らかにすることを目的とする。これまで、統合失調症患者の転倒とバランス能力の研究はわずかであり、転倒とバランス能力、転倒恐怖感、身体組成との関連性や、それら要因の関係性を明らかにすることは、転倒予防への評価や介入方法の開発の一助となると考える。 該当年度は、統合失調症入院患者を対象として、転倒の現状調査とバランス能力、転倒恐怖感、身体組成の測定を実施するために、重心動揺計(GW-10)、体組成計(TANITA MC780AN)等の測定機器の選定等を行った。また、本学倫理審査委員会へ申請を行い、承認を得た。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
現在、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、研究対象施設への移動や調査説明等が困難となっおり、調査開始までの時間を要している。
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Strategy for Future Research Activity |
新型コロナウイルス感染症の状況を踏まえながら、研究対象施設への調査説明を開始する予定である。
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Causes of Carryover |
今年度は新型コロナウイルス感染症に伴い研究対象施設での調査の調整が難しく、次年度に調査に伴う打ち合わせとデータ収集のための移動費および学会発表のための旅費を使用する予定である。
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