2023 Fiscal Year Research-status Report
後期高齢がん患者の主体性を尊重した意思決定支援モデルの開発と評価
Project/Area Number |
20K19085
|
Research Institution | Gunma University |
Principal Investigator |
瀬沼 麻衣子 群馬大学, 大学院保健学研究科, 助教 (60783115)
|
Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2025-03-31
|
Keywords | 後期高齢がん患者 / 家族 / 意思決定 / 治療選択 |
Outline of Annual Research Achievements |
昨年度に治療を受けることを選択した後期高齢がん患者の意思決定に影響した要因について論文投稿したが、後期高齢がん患者の主体性を尊重した意思決定支援を行うためには、患者本人だけでなく、患者を支える家族がどのように治療選択にかかわっているのかを明らかにする必要があると考え、2023年度は75歳以上のがん患者をもつ家族に対して面接調査を行った。対象者12名よりデータ収集を実施し、分析を開始している。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
後期高齢がん患者の家族への面接調査について、COVID-19の影響により病院内での面会制限等により家族への面接調査開始時期が遅れたため。
|
Strategy for Future Research Activity |
面接調査開始時期が遅れ必要数のデータ収集に時間がかかったものの、必要数のデータ収集は無事終了したため、分析を行い、結果をまとめて論文作成のための作業を進めていく。
|
Causes of Carryover |
学会参加がなかったため、旅費がかからなかった。次年度は学会発表、論文投稿等の費用としての使用を計画している。
|