2020 Fiscal Year Research-status Report
Changes in lifestyle and health- and environment-related problems among children and teachers in developing countries: a study for promoting ESD
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20KK0051
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Research Institution | Shinshu University |
Principal Investigator |
友川 幸 信州大学, 学術研究院教育学系, 准教授 (30551733)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
朝倉 隆司 東京学芸大学, 教育学部, 教授 (00183731)
渡辺 隆一 信州大学, 教育学部, 特任教授 (10115389)
秋山 剛 長野県看護大学, 看護学部, 准教授 (20579817)
山川 路代 岐阜大学, 大学院医学系研究科, 助教 (50734555)
友川 礼 松山東雲女子大学, 人文科学部, 准教授 (50796034)
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Project Period (FY) |
2020-10-27 – 2024-03-31
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Keywords | 開発途上国 / ESD / ライフスタイル / 子ども / 教師 |
Outline of Annual Research Achievements |
2020年度は、ラオス及びネパールでの調査準備を行った。具体的には、共同研究開始のための準備として、倫理申請とMOU締結などを進めた。ラオスでは、MOU締結に関しては、共同研究機関の意向もあり、MOA(Minits of Activities)と変更がなされた。MOA締結のための準備会議をウエブで複数回開催し、申請に必要な書類を作成し、現在、先方国での手続きを進めているところである。倫理申請に関しても、現在、必要な手続きを進めているところである。また、各種調査の実施のための調査法の開発・修正、対象者の選出を検討するための定期的なウエブ会議を共同研究機関と実施した。ネパールについては、MOU締結のための必要情報の収集、相談等を行った。 さらに、日本の学校保健における発育発達のスクリーニング活動、学校保健人材の養成制度、学校保健における子どもたちの参加、アジア諸国での日本の学校保健支援、ラオスの思春期の子供たちを対象とした精神的健康度の測定ツールの開発、そして、ラオスでのエコヘルス教育の開発と導入についての論文等を作成、国際誌に投稿し、採択された。そのうち、エコヘルス教育に関する論文は、2020年度の国際保健医療学会の奨励賞を受賞した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
コロナ感染の拡大により、海外渡航が制限されているため、また、対象国内でロックダウンの状態が発生しており、予定していた調査などが実施できていないため。
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Strategy for Future Research Activity |
今後も、海外渡航の制限が継続する可能性が高いため、ウエブ会議などで調査準備を進めるとともに、共同研究機関への調査研究の業務委託を行うなどでして、予定されている活動を実施していく。
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Causes of Carryover |
新型コロナウイルス感染症の蔓延により、海外渡航が禁止され、海外でのフィールド調査が実施しできなかったため。今年度は、海外渡航の可否を検討しながら、渡航が負荷の場合は、海外の研究パートナーに調査を委託するなどの対応を検討している。
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Research Products
(8 results)