2013 Fiscal Year Annual Research Report
国際比較のための価値・信頼・政治参加・民主主義指標の日本データ取得とその解析研究
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21223001
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Research Institution | Doshisha University |
Principal Investigator |
池田 謙一 同志社大学, 社会学部, 教授 (30151286)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
山田 真裕 関西学院大学, 法学部, 教授 (40260468)
安野 智子 中央大学, 文学部, 教授 (60314895)
谷口 尚子 東京工業大学, 社会理工学研究科, 准教授 (50307203)
前田 幸男 東京大学, 社会科学研究所, 准教授 (30347257)
繁桝 江里 青山学院大学, 教育人間科学部, 准教授 (80410380)
稲増 一憲 関西学院大学, 社会学部, 講師 (10582041)
品田 瑞穂 東京大学, 人文社会系研究科, 助教 (70578757)
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Project Period (FY) |
2009-05-11 – 2014-03-31
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Keywords | 集合現象 / 社会参加 / 政治参加 / 価値意識 / ソーシャル・ネットワーク / インターネット / 国際比較 / 全国調査 |
Research Abstract |
本年度実施のCSES比較調査の時系列化部分(1996年の調査モジュール以来の継続取得部分)は、投票を含む政治参加を規定する政治制度のあり方と人々の政治意識・政治的選択肢の認識・政治行動との間にいかなる関連性があり、それが民主主義の支持、政治参加の洗練と上昇にいかに結びつくかを検討することにある。このことと政治参加の基本的な枠組みである投票行動におけるマクロな制度変数との規定関係を検討可能とするため、日本では平成25年7月の参議院議員選挙にターゲットを絞って実施した。 調査は選挙直後の面接パネル調査であり、2010年世界価値観調査、2011年アジアンバロメーター調査、2012年ソーシャル・ネットワーク調査のいずれか(または複数)において調査協力の承諾を得たパネル1124サンプル、また調査データ補正のための新規抽出サンプルを選挙人名簿より抽出した新規サンプル3060に対して実施した。有効回収数は1,937であり、回収率は46.3%であった。 調査項目群のうちCSESの時系列化共通項目群は次のように設定した:民主主義への満足感。政治参加することの効力感、投票選好関連質問群(政党支持、政党感情温度計、本人および主要政党のイデオロギー的位置認知、政治リーダー認知、業績評価、将来期待、投票行動、投票歴)、政治知識度。 今回CSES調査第4波のテーマ関連部分の項目は次のように決定された:政府部門の公的支出の過剰・適切・過小認知(政策領域ごと)、政府の経済業績評価と受益者の公平性認知、政治参加と情報獲得メディアとの関連性(マスメディア、インターネットメディア、対人コミュニケーションなどのメディア別の政治参加動員ルート)。 日本での選挙において特に重要であったのは、この選挙が初のインターネット選挙となった点であり、CSESとの共通項目以外に多くのインターネット利用行動関連項目を取得した。
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Current Status of Research Progress |
Reason
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(10 results)