2012 Fiscal Year Annual Research Report
知の競争時代における大学体育モデルの再構築に関する実践的研究
Project/Area Number |
21240060
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Research Institution | University of Tsukuba |
Principal Investigator |
宮下 憲 筑波大学, 名誉教授 (30110480)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
金谷 麻理子 筑波大学, 体育系, 准教授 (00284927)
坂本 昭裕 筑波大学, 体育系, 教授 (10251076)
大森 肇 筑波大学, 体育系, 教授 (20223969)
松田 裕雄 筑波大学, 体育系, 講師 (50375474)
鍋倉 賢治 筑波大学, 体育系, 教授 (60237584)
高木 英樹 筑波大学, 体育系, 教授 (80226753)
松元 剛 筑波大学, 体育系, 准教授 (90209643)
谷川 聡 筑波大学, 体育系, 准教授 (60400660)
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Project Period (FY) |
2009-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | 大学体育 / 教養教育 / カリキュラム / 授業評価 / 生涯スポーツ |
Research Abstract |
1)基盤研究及び評価検証研究<体育センターの教育変遷に関する実証研究>:教育概念基本構造を用いた大綱化前後の相違点および教育効果(卒業生アンケート)・教育実践(教員アンケート)に関する調査によって、体育センターがこれまでに実施してきた共通科目「体育」の教育活動における効果と問題点が明らかになった。 2)国内及び海外における実態調査研究:これまでの大学体育の理念と意義に関する研究 わが国における大学体育発祥の理念と背景、意義の変遷の調査からは、これまでの大学体育の発展史とそこでの問題性、今後の課題が明らかになった。また、海外における体育授業の実態及びスポーツ教育の価値に関する調査からは、各国におけるスポーツのあり方や教育システムの違いが体育授業やスポーツ教育のあり方に大きく影響していることが明らかになった。 3)新規提案・挑戦研究<新しい大学体育への提言及び指針提示>:上記2つの調査によって、今後大学体育が果たすべき役割が明らかになった。なお、計画当初予定していた労働市場調査は実施できなかった。一方で、国際的なエリート養成機関(ボーディングスクール)においてスポーツ教育がとりわけ重視されていることに着目した点については、今後大学体育のあり方を検討するにあたって大いに参考になると考えられる。 今後はこれらの結果に基づいて、大学体育の理念を具現化する方法、特に「人間・人間関係の形成」に寄与する教授法について検討していく必要があると考えられる。また、大学体育が国際的に活躍できる人材の育成に寄与していくために、海外高等教育機関におけるスポーツ教育の現状および海外労働市場において求められる人物像に関する調査研究を継続していきたい。(H25科学研究費補助金に申請中:研究題目「社会人基礎力養成のための教養教育プログラム構築に関する研究」)。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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[Journal Article] 大学体育が大学一年生のメンタルヘルスに及ぼす影響2012
Author(s)
向後佑香,坂本昭裕,大森肇,山田幸雄,本間三和子,平山素子,鍋山隆弘,榎本靖士,安藤真太郎,門野洋介,山田永子,村瀬陽介,桐生習作
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Journal Title
大学体育研究
Volume: 34
Pages: 39-45
Peer Reviewed
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