2010 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
21242035
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Research Institution | National Museum of Ethnology |
Principal Investigator |
中牧 弘允 国立民族学博物館, 民族文化研究部, 教授 (90113430)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
陳 天璽 国立民族学博物館, 先端人類科学研究部, 准教授 (40370142)
廣瀬 浩二郎 国立民族学博物館, 民族文化研究部, 准教授 (20342644)
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Keywords | 上海万博 / 万国博覧会 / 経営人類学 / NGO/NP0 / バリアフリー / 都市 / 企業 / 文化人類学 |
Research Abstract |
2010年5月1日から10月31日まで半年間にわたって開催された上海万博の現地調査を実施した。調査対象とした主なパビリオンは、5つのテーマ館、日本館、アメリカ館、ブラジル館、フランス館、中国国家館、台湾館、香港館、マカオ館、韓国館、日本産業館、韓国企業連合館、上海企業連合館、コカコーラ館、生命陽光館、国連館、ベストシティ実践区の大阪館、サンパウロ館、ボルトアレグレ館などであった。 ナショナルデーにあわせ、日本、ブラジル,フランスを対象とし、関連イベント等の調査もおこなった。会場内のさまざまなモニュメントについても調べた。また会場内で質問表をつかった調査も実施した。上海市内ではNPOの活動に関する調査を実施した。 万博終了後、12月28日に上海師範大学でワークショップを開催した。日本側からは中牧をはじめ、市川、晨、大石、中国側からは張継焦、曹建南にくわえ上海師範大学の教員学生が参加し、1日かけて報告と討論をおこなった。また、上海社会科学院、上海国際問題研究院においても情報交換ならびに研究交流をおこなった。 国立民族学博物館で開催されたInternational Forum on Business and Anthropology(ビジネスと人類学の国際フォーラム)の「World Expo as Sacred Space(聖空間としての万博)」というセッションで中牧、市川、張継焦が報告をおこなった。
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Research Products
(3 results)