2012 Fiscal Year Annual Research Report
持続性確保に向けたガバナンス改革と政策プロセスマネジメント
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21243008
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
城山 英明 東京大学, 大学院公共政策学連携研究部, 教授 (40216205)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
元田 結花 学習院大学, 法学部, 教授 (20292807)
齋藤 靖 西南学院大学, 商学部, 准教授 (30412547)
平川 秀幸 大阪大学, コミュニケーションデザインセンター, 教授 (50329934)
島村 健 神戸大学, 法学(政治学)研究科(研究院), 教授 (50379492)
加藤 浩徳 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (70272359)
松浦 正浩 東京大学, 大学院公共政策学連携研究部, 特任准教授 (70456101)
藤谷 武史 東京大学, 社会科学研究所, 准教授 (90313056)
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Project Period (FY) |
2009-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | 持続性 / 政策プロセスマネジメント / 移行ガバナンス / 問題構造化手法 / ステークホルダー分析 / エネルギー / 医療 / 農業 |
Research Abstract |
持続性確保のためには、単に環境保全的観点から規制を加えれば良いというわけではなく、多様な分野における公共的性格を持つサービス提供・利用形態がインパクトを持つ。本研究では、このような持続可能な社会への移行について、各分野のガバナンス改革とそれを可能にする制度・手法としての政策プロセスマネジメントを、移行ガバナンスという観点から、各分野の事例研究を積み重ねるとともに、移行ガバナンスの分析枠組みと実践的制度・手法を検討した。分析対象としては、エネルギー、農業・食料、健康・医療分野を選択し、諸分野の要素間の相互連関にも着目した。 事例研究においては、日本国内を主たる対象とするとともに、整合性が求められる国際的枠組みについても対象とした。国内事例分析として、エネルギーに関しては、スマートグリッド及び次世代自動車導入を、農業・食料に関しては、農商工連携を、健康・医療に関しては、介護・医療連携、再生医療の産業化を取りあげた。国際的事例については、WHO(世界保健機関)等も関与する医療分野におけるハーモナイゼーション、CODEX(食品安全を担当するFAOとWHOの合同委員会)によるハーモナイゼーション等に関する分析を行った。また、開発援助機関が関与して健康確保も目的とする現場における開発事例(カンボジアにおける水セクター改革)の分析も行った。 他方で、移行ガバナンスにおけるコミュニケーションや法の役割にも焦点を当てて分析した。また、政策プロセスやその課題設定を支援する実践的制度・手法として、問題構造化手法、ステークホルダー分析手法、テクノロジーアセスメント制度などの役割を評価し、具体的事例に関してこれらの実験的実施・評価を試みた。 さらに、オランダの研究者らと共に、日欧都市の事例紹介を中心とした、国際セミナーを開催した。
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Current Status of Research Progress |
Reason
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(32 results)
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[Presentation] Stakeholders' perspectives on feasibility of cooperation among them in carsharing market: Evidence from Japan
Author(s)
Kato, H., Suzuki, S., Kayama, S., Kawanobe, T., Kusumoto, J.
Organizer
International Conference of the Eastern Asia Society for Transportation Studies
Place of Presentation
International Conference Center (Taipei, Taiwan)
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