2012 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
21243013
|
Research Institution | Hokkaido University |
Principal Investigator |
WOLFF David 北海道大学, スラブ研究センター, 教授 (60435948)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
横手 慎二 慶應義塾大学, 法学部, 教授 (00220559)
遠藤 乾 北海道大学, 大学院公共政策学連携研究部, 教授 (00281775)
秋田 茂 大阪大学, 文学研究科, 教授 (10175789)
岩下 明裕 北海道大学, スラブ研究センター, 教授 (20243876)
泉川 泰博 中央大学, 総合政策学部, 准教授 (60352449)
松本 はる香 独立行政法人日本貿易振興機構アジア経済研究所, 地域研究センター・東アジア研究グループ, 研究員 (90450543)
|
Project Period (FY) |
2009-04-01 – 2013-03-31
|
Keywords | 外交史 / 国際関係史 / アジア冷戦史 / ロシア / 中国 |
Research Abstract |
本年度は最終年度にあたるため、これまでの事業の成果を刊行することに主眼を置いた。また今後の研究にむけた新たな方向性をつくりだすための知見の収集に務めた。 研究代表者のウルフは、日本(北海道大学)、中国(華東師範大学)、ロシア(ホロコースト・ミュージアム)、米国などで成果の発表を行ったが、特に米国では、ハーバード大学のディヴィス・センターとライシャワー・センターの共催シンポジウムにおいて岩下明裕(研究分担者)と共に報告を行い、同じくインディアナ大学では極東に対するスターリンの対外政策に関する2日間のレクチャーを行った。 研究分担者も多様な成果発表に関わったが、特筆すべきものを2つあげれば、第1にウルフと横手慎二(研究分担者)が編集する『Harvard Journal of Cold War Studies』が2013年春に刊行予定であり、第2に、松本はるか(研究分担者)とウルフの論文が収録された『Eurasia Border Review』 の特集号がウルフの編集の下ですでに刊行されている。 さらに本事業は、3つの小規模のワークショップを台湾(冷戦が創りだした中国の多義的なアイデンティティに関する台湾アーカイブについて)、フィンランド(ソ連敵視を後景にした杉原千畝のキャリア評価について)、バンコク(北東アジアと東南アジアの冷戦の連関について)で組織し、アジアからヨーロッパに広がる冷戦の多様な研究に焦点をあて、本事業の世界的な意義を確認させた。
|
Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Research Products
(47 results)
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
[Presentation] 1945: Turning Point?
Author(s)
David Wolff
Organizer
Hokkaido Roundtable “Transitions and Turning Points in 20th-century Russo-Japanese Relations: 1917, 1945, 1991”
Place of Presentation
Davis Center, Harvard University (USA)
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-