2012 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
21243021
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Research Institution | Konan University |
Principal Investigator |
藤田 昌久 甲南大学, 学長直属, 特別客員教授 (90281112)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
西村 和雄 京都大学, 経済研究所, 名誉教授 (60145654)
若杉 隆平 横浜国立大学, 成長戦略研究センター, 客員教授 (80191716)
長岡 貞男 独立行政法人経済産業研究所, なし, プログラムディレクター (00255952)
濱口 伸明 神戸大学, 経済経営研究所, 教授 (70379460)
森 知也 京都大学, 経済研究所, 教授 (70283679)
曽 道智 東北大学, 情報科学研究科, 教授 (60284345)
戸堂 康之 東京大学, 新領域創成科学研究科, 教授 (30336507)
佐藤 泰裕 大阪大学, 経済学研究科(研究院), 准教授 (30332703)
山本 和博 大阪大学, 経済学研究科(研究院), 准教授 (10362633)
大久保 敏弘 慶應義塾大学, 経済学部, 准教授 (80510255)
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Project Period (FY) |
2009-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | 空間経済学 / 都市経済学 / 国際地域経済 / 集積 / 知識創造 |
Research Abstract |
財の市場を通じての経済活動の相互連関を中心として構築されてきたこれまでの空間経済学に、多様な人々の間における知識の創造・学習・伝播を通じての相互連関のミクロプロセスを導入することにより、グローバル化と知の時代における空間経済学として、四つの研究課題グループの密な協力のもとに、四年計画の最終年度の計画を以下のように行った。 (A)知識創造社会の動学分析グループ(藤田・西村・若杉・長岡・森・山本・玉田)は、知識創造・伝播の基礎理論の構築を一層進めるとともに、多地域における知識創造と独自文化の内生的形成の理論モデルを発展させた。さらに、「発明者サーベイ」を利用して、発明者の地理的な立地と組織内外における知識フローについて実証分析を更に進めるとともに、「日本知図」のプロトタイプを作成した。 (B)脱国境の国際経済分析グループ(西村・若杉・曽・戸堂・大久保)は、現代国際社会における多産業の立地特性、人的資本の蓄積や企業と地域の異質性についての理論と実証分析を進めた。一方、中国企業における所有形態の差異、および中国と台湾企業の生産性の差異が、輸出・直接投資に与える影響を明らかにした。 (C)都市・地域システムの進化グループ(濱口・森・曽・佐藤・山本・田渕)は、サプライチェーンの在り方についての研究を一層進めた。また、産業集積の要因分析のための計量経済学分析枠組の構築、各国における地域人口分布の長期時系列分析、地域統合が職業選択と起業行動に及ぼす影響、都市の人口密度と技術革新について研究を進めた。 (D)途上国における集積と経済発展グループ(濱口・戸堂・佐藤・大久保)は、エチオピアにおける農業技術の移転における地理的要因と社会ネットワークの形成が果す役割について更に研究を進めた。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(61 results)