2009 Fiscal Year Annual Research Report
東アジア包摂型福祉社会の創出と地域福祉専門職養成の循環システムの形成に関する研究
Project/Area Number |
21243038
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Research Institution | Nihon Fukushi University |
Principal Investigator |
野口 定久 Nihon Fukushi University, 社会福祉学部, 教授 (30208318)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
埋橋 孝文 同志社大学, 社会学部, 教授 (60213427)
後藤 澄江 日本福祉大学, 社会福祉学部, 教授 (60247674)
原田 正樹 日本福祉大学, 社会福祉学部, 准教授 (40287793)
武川 正吾 東京大学, 人文社会系研究科, 教授 (40197281)
牧里 毎治 関西学院大学, 人間福祉学部, 教授 (40113344)
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Keywords | 東アジア包摂型福祉社会 / セーフティネット / ソーシャルキャピタル / ローカル・ガバナンス / 地域福祉 / 親密圏 / 国際比較研究 / 日本・中国・韓国・台湾 |
Research Abstract |
本研究の目的は、東アジア東アジア(日本・中国・韓国・台湾)の包摂型福祉社会の共通基盤を形成することである。また、包摂型福祉社会の推進をリードする地域福祉専門職(とくにコミュニティソーシャルワーカー)の人材養成の方法論を共有化することであり、それぞれの国・地域(メゾ)レベルにおいて両側面の好循環システムを構築することに向けられている。平成21年度においては、この目的を遂行するために5つの研究チームを構成した。A.東アジア包摂型福祉社会の理論枠組み形成とソーシャルキャピタル調査班、B.親密圏の各指標の計量と質的調査研究班、C.公共圏の実証研究班、D.セーフティネットのプログラム開発研究班、E.地域福祉専門職人材養成研究班である。A班とB版では、本研究の方法論として用いるソーシャルキャピタル調査の研究会を重ね、日本・韓国・台湾における地域福祉拠点型及びコミュニティ型の2種類の調査票を作成した。C班は、東アジア福祉国家論を時系列に検証し、その中で「公共」、「共助」の位置づけ及び範疇の研究会を重ねた。D班は、OECDの給付・賃金インディケーターを用いて社会保障の支出構造の比較分析を行った。E班は、日本・韓国・中国のソーシャルワーク教育のカリキュラム分析を通して地域福祉専門職人材養成のプログラム開発に着手した。また、本研究の基礎的作業として「日中韓台における社会保障・社会福祉の制度比較研究」一覧表の改定版を作成した。
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Research Products
(14 results)