2010 Fiscal Year Annual Research Report
レーザー加速電子によるレーザー光の逆コンプトン散乱エックス線発生と遠隔透視応用
Project/Area Number |
21244088
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Research Institution | The Graduate School for the Creation of New Photonics Industries |
Principal Investigator |
北川 米喜 光産業創成大学院大学, 光産業創成研究科, 教授 (40093405)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
森 芳孝 光産業創成大学院大学, 光産業創成研究科, 助教 (60440616)
藤田 和久 光産業創成大学院大学, 光産業創成研究科, 准教授 (30410533)
石井 勝弘 光産業創成大学院大学, 光産業創成研究科, 准教授 (30311517)
花山 良平 光産業創成大学院大学, 光産業創成研究科, 助教 (20418924)
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Keywords | 超高強度レーザー / 逆コンプトン散乱 / 遠隔透視法 / 単色電子ビーム / レーザー加速 |
Research Abstract |
本研究の目的は,超高強度レーザー加速電子によるレーザー光自身の逆コンプトン散乱X線を開発し,それを用いて,後方散乱遠隔透視法の実証を行うことである。 [1] 本年度は,現有の3TW超高強度レーザーレーザーの小型化を試み,光学定盤で2段の立体構成にする事により、光学定盤1台(トラック荷台サイズ)に収まるサイズとした。 [2] 前年度、主ビームのみ放物面鏡を使用し副ビームはレンズ集光であった.本年は両ビームとも焦点距離230mm軸外し放物面鏡で対向に85気圧Heガスジェットに照射する系を完成した. [3] 2倍高調波(407nm)シェアリング干渉計の検出器にMCP高感度CCDカメラを導入し、レーザーチャンネル形成観測のSN比向上を図った. [4] 電子ビームエネルギー計測範囲を磁場を強化し30MeVまでであったものを100MeVまでひろげた。 [5] 結果は、平成22年10月米国物理学会および12月プラズマ核融合学会年会(北大、札幌)で報告した.23年3月遠隔透視技術の実用化のため、共同開発市場調査のため安全管理展に出展した.
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Research Products
(9 results)
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[Journal Article] Efficient fusion neutron generation using 10 TW high-repetitionrate diode-pumped laser2011
Author(s)
Y.Kitagawa, Y.Mori, R.Hanayama, S.Okihara, K.Fujita, K.Ishii, T.Kawashima, N.Sato, T.Sekine, R.Yasuhara, M.Takagi, N.Nakamura, Y.Miyamoto, H.Azuma, T.Motohiro, T.Hioki H.Kan.
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Journal Title
Plasma and Fusion Research
Volume: 6
Pages: 1306006(1-4)
Peer Reviewed
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