2010 Fiscal Year Annual Research Report
既存建物の利用価値と耐震性の向上を促す総合的な再生手法の研究
Project/Area Number |
21246091
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
松村 秀一 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (00199853)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
角田 誠 首都大学東京, 都市環境科学研究科, 教授 (10180035)
岡部 明子 千葉大学, 大学院・工学研究科, 准教授 (70361615)
藤田 香織 東京大学, 大学院・工学系研究科, 准教授 (20322349)
広田 直行 日本大学, 生産工学部, 教授 (00277394)
池田 靖史 慶應義塾大学, 大学院・政策・メディア研究科, 教授 (20296768)
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Keywords | 建築再生 / 耐震改修 / 補強技術 / 専門教育 / 設計 |
Research Abstract |
平成23年度は,前年度までA~Dグループ行ってきた調査等の活動を継続し,最終年度の統合化の方向性について検討した.また、その中で,統合化に向けて、ワークショップを2回,国際会議にてパネルディスカッションを1回行った.以下その概要を示す. ・館山WS(8/5~8/6):館山市内の商店街にある既存建築を対象に,その耐震改修の方法等について館山市および館山銀座商店街振興組合,たてやま「まちなか塾」推進協議会の協力のもと,岡部氏が中心となりWSを開催した.低予算での耐震改修の具体的な方法論および一般化について.議論がなされこの結果を踏まえて実際に耐震改修を行い,その改修記録を行った(岡部). ・第8回アジア建築国際会議(8th International Symposium on Architectural Interchanges in Asia)11/10-11:北九州市にてテーマセッション:Strategy and Design for Seismic Rehabilitation of Existing Structuresを企画・実施した.松村・田村・角田が講演を行い,藤田が司会をつとめ,研究成果の発表を行った. ・浜松WS(3/10-3/11):浜松市内にある既存建築の耐震改修事例(浜松サーラ)の現地調査を行った.所有者および工事責任者から改修方法およびその後の活用方法に関する聞き取り行い,既存建築物の利用価値と耐震性向上に関して議論した.上記の結果をまとめて報告書を作成するとともに,研究成果の公表方法について議論を行った.
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Research Products
(2 results)