2009 Fiscal Year Annual Research Report
在宅リハビリテーション推進のためのネットワーク構築研究
Project/Area Number |
21249036
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Research Institution | Keio University |
Principal Investigator |
武藤 佳恭 Keio University, 環境情報学部, 教授 (40245618)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
家本 晃 バイオフィリア研究所有限会社, 研究所, 研究員 (20451205)
高田 一 横浜国立大学, 工学(系)研究科(研究員), 教授 (20154792)
滝沢 茂男 バイオフィリア研究所有限会社, 研究所, 研究員 (10451204)
田中 敏幸 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (20217053)
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Keywords | 脳血管疾患 / リハビリテーション / 障害受容 / 創動運動 / 在宅訓練 / 障害克服 / 遠隔コントロール / データベース |
Research Abstract |
1996年以来,下肢両側の健側駆動患側訓練(自律的行為の相乗効果を想定し創動運動と命名)が行われ、その機能回復効果が研究代表者らにより報告されている。日本発の技術について、システム開発、機器開発、非侵襲の身体状況評価と、これまで行っている評価研究の継続研究となっている。(ア研究:システム開発)、創動運動機器を連携させ、基地局における遠隔コントロールにより実施・監視可能に開発し、利用し、実施をセンサー(A:ロータリーエンコーダ、B接触センサー使用予定)で確認し(イ研究:機器開発)、そのデータを屋内ルーター経由で、インターネットを介し基地局に集約する準備を行い、サーバーを準備した。機器開発について、汎用ソフトウエアを開発し、機器に搭載する準備をした。(ウ研究:創動運動のデータベース構築)創動運動のデータベース構築による機序解明に向けた研究を行ってきたが継続し、分析して、歩行判定システムを確立するため、実験と機器開発を行った。 (エ研究:リハ治療代替医療システムの確立)在宅における自律的なリハ治療または代替医療としてのリハ治療システムの確立にむけ、創動運動実施理学療法士の患者への介入について、運動ばかりでなく言葉の特徴を抽出する研究を実施している。オ研究:脳の働きに着目した研究)この研究に関しては海外から研究協力者を招き協力を得ており、継続する。脳内活動をヘモグロビンの量に着目し評価するfNIRSで、運動ごとの脳内の変化を調査した。MIRを用いたfMIRを健常者で行っている。障害近接運動・感覚入力・神経ネットワークを活性化する経過と脳内活動の統計的評価を行っている。
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