2010 Fiscal Year Annual Research Report
金融危機の衝撃による経済グローバル化の変容と転換の研究-米国・新興経済を中心に
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21252004
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| Research Institution | Hosei University |
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Principal Investigator |
河村 哲二 法政大学, 経済学部, 教授 (20147010)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
半田 正樹 東北学院大学, 経済学部, 教授 (80125640)
苑 志佳 立正大学, 経済学部, 教授 (00308123)
馬場 敏幸 法政大学, 経済学部, 教授 (00359663)
李 捷生 大阪市立大学, 大学院・創造都市研究科, 教授 (50255634)
王 東明 摂南大学, 外国語学部, 准教授 (30368394)
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| Keywords | グローバル金融危機 / グローバリゼーション / グローバル成長連関 / インド(国際研究者交流)(国際情報交換) / タイ(国際研究者交流)(国際情報交換) / マレーシア(国際研究者交流)(国際情報交換) / シンガポール(国際研究者交流)(国際情報交換) / ベトナム(国際研究者交流)(国際情報交換) |
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| Research Abstract |
本研究は、グローバル金融危機のインパクトによる経済組織や経済発展構造の変容とグローバル経済の転換を、1)アメリカを軸とする「グローバル成長連関」そのもの毀損の実態と転換、2)それに密接に関連して生じる新興経済それぞれの転換の実態という2面を焦点として、政策、金融・実体経済の両面から、実態調査を中心に、文献・資料分析と合わせて解明し、企業・金融・情報グローバル化戦略を含む日本の経済発展戦略と政策対応について、中・長期的(3～5年)な展望と指針を得ることを目指すものである。第2年度である本年度は、昨年のアメリカ(メキシコ国境地域含む)・韓国の実態調査を中心とする研究成果を踏まえ、東南アジアとインドを重点とした調査研究を行った。現地実態調査は、8月22日～9月22日に、代表者・分担者(研究協力者を含む)11名が2期に分かれ、相互連携を強めつつある東南アジア・インドについて、東西(ホーチミン-バンコク/シンガポール-チェンナイ～デリー)およびアセアン南北(バンコク-シンガポール)回廊を軸とする「産業発展コリドー」に沿って、自動車産業、電機産業を中心に日系・欧米・現地系主要企業の工場・事業拠点の実状、サプライチェーンの実態などを重点調査し、あわせてグローバル・シティ的都市間連携の実態を調査した。また、政策面の解明のため、各種政府機関(JETRO・アジア経済研究所、インド商工省・外務省など)の重点的聴き取り調査を実施すると同時に、各地の研究連携拠点(ホーチミン経済大、チュラロンコン大、シンガポール国立大、インド・RIS、タタ研究院等)と情報交換・研究交流を行った。国内では、メンバー各自の分担研究を推進するとともに、今年度現地調査準備および、現地調査記録・資料整理を含む研究成果の総括と次年度準備のため、計6回(3月合宿総括研究会含む)の国内研究会を開催し、知見の共有と総合化を進めた。
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