2012 Fiscal Year Annual Research Report
金融危機の衝撃による経済グローバル化の変容と転換の研究―米国・新興経済を中心に
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21252004
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| Section | 海外学術 |
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| Research Institution | Hosei University |
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Principal Investigator |
河村 哲二 法政大学, 経済学部, 教授 (20147010)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
清水 敦 武蔵大学, 経済学部, 教授 (90192111)
植村 高久 山口大学, 経済学部, 教授 (40168662)
半田 正樹 東北学院大学, 経済学部, 教授 (80125640)
増田 正人 法政大学, 社会学部, 教授 (70219343)
李 捷生 大阪市立大学, 人文社会系研究科, 教授 (50255634)
苑 志佳 立正大学, 経済学部, 教授 (00308123)
芹田 浩司 立正大学, 経済学部, 教授 (50323457)
折橋 伸哉 東北学院大学, 経営学部, 教授 (90364398)
かく 燕書 明治大学, 経営学部, 教授 (80287888)
馬場 敏幸 法政大学, 比較経済研究所, 教授 (00359663)
呉 暁林 法政大学, 理工学部, 教授 (50366829)
王 東明 大阪市立大学, 人文社会系研究科, 准教授 (30368394)
王 京濱 大阪産業大学, 経済学部, 准教授 (40434790)
朴 チョン玄 法政大学, 経済学部, 教授 (10317654)
近藤 章夫 法政大学, 比較経済研究所, 准教授 (60425725)
加藤 眞理子 西南学院大学, 経済学部, 専任講師 (30613228)
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| Project Period (FY) |
2009-04-01 – 2013-03-31
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| Keywords | グローバル金融危機 / グローバル成長連関 / アメリカ / ブラジル / チリ / アルゼンチン / 新興経済 / 中国 |
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| Research Abstract |
本研究は、金融危機によるアメリカを軸とする「グローバル成長連関」の変容と新興経済の転換の実体を、政策、金融･実体経済面から解明し、わが国の中･長期展望と指針を得ることを目的とする。本年度は、研究計画に従いブラジルを中心に南米地域を重点的に調査するとともに、最終年度として研究成果の全体的総括作業を進め、あわせてこれまでの研究成果を公表した。
１．主な調査研究活動
海外学術研究としての本年度の最大の研究活動として、一ヶ月の日程で南米地域の現地実態調査を実施した（8月22日-9月23日）。過去3年間のアメリカ・メキシコ・韓国、東南アジア・インド、中国の調査研究成果を通じて明らかになった、グローバル金融危機・経済危機のインパクトによる内需連関志向への転換および先進諸国から新興経済地域への「パワーシフト」という趨勢を、南米において解明することを最大の焦点とし、地域大国ブラジルと他の周辺諸国（アルゼンチン、チリ）の戦略的対応の相違と相互関連の問題を中心に、主要都市のグローバル・シティ的状況や歴史・文化状況、通貨・金融問題などを、各種ヒアリングと実地調査を通じて重点的に調査した。
２．主な研究成果と成果発表
上記の南米現地実態調査を通じ、(1)地域大国ブラジルの輸入代替／内需連関指向と、周辺諸国の輸出指向／地域経済統合志向が対照的に明らかになった。同時に(2)ブラジルと中国・インド、また周辺諸国としての東南アジアとの相違も明確となった。その点を中心に最終年度として、定期研究会に加え2泊3日の合宿研究会を通じ、研究成果の全体的総括作業を推進した。その一環として、ブラジルケインズ学会大会にて特設された本研究課題の特別分科会で、司会・基調報告・報告を行い、また国連UN-ECLUC等と意見交換した。その他、刊行書、論文、学会報告、Web公開にて研究成果を積極的に公表した（詳細は研究実績欄に記入）。
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| Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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| Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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