2009 Fiscal Year Annual Research Report
ディジタルアーカイブの国際コラボレーション・スキーム実証研究
Project/Area Number |
21300100
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Research Institution | National Institute of Informatics |
Principal Investigator |
小野 欽司 National Institute of Informatics, 名誉教授 (70260015)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
北本 朝展 国立情報学研究所, コンテンツ科学研究系, 准教授 (00300707)
山本 毅雄 国立情報学研究所, 名誉教授 (80011584)
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Keywords | 情報システム / コンピュータ・グラフィックス / 国際情報交換 / ディジタルアーカイブ / データベース |
Research Abstract |
文化遺産のディジタルアーカビングの具体的な対象としてシルクロードを選び、国際コラボレーションにより本研究のアプローチの有効性を実証する構想を練った。 1)文化遺産のディジタルアーカイビングが博物館、図書館、収蔵館だけでなく、考古学者、歴史学者、芸術家など様々なドメインの人が共有できるコンセプトを検討した。 2)地震で破壊されたイランのBAM城塞の3次元仮想復元について、重要建築物であるGovernors Sectionの3DCG復元を進めた。きた建築物にかかわるさまざまな情報をOntologyの概念により整理し、3DCG仮想復元のデータベース化を図った。 3)大英博物館のIDP(国際敦煌プロジェクト)と共でシルクロード探検家Steinの"Ancient Khotan"および"Serindia"のOCRテキストのXML化を行う共同作業を開始した。 4)国際コラボレーションの一環として大英博物館IDPのOversea Project ManagerのDr.Imre GALAMBOSを招聘してMultidisciplinary Domain研究者からな4^<th> DSR WorkshopをNIIで開催した。 5)DSR-IM (Digital Silk Road Imaginary Museum)を発展させて参加型Chronological Mapの国際コラボレーション・スキームの展開を図った。
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Research Products
(6 results)