2009 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
21320065
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
藤井 省三 The University of Tokyo, 大学院・人文社会系研究科, 教授 (70156818)
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Keywords | 魯迅 / 阿Q / 夏目漱石 / 村上春樹 / 武田泰淳 / 太宰治 / 駱以軍 / 邱妙津 |
Research Abstract |
研究代表者は連携研究者・研究協力者と共に(1)日本班、(2)戦前期東アジア班、(3)戦後期東アジア班」の三研究班を組織しその研究テーマ構成メンバーは以下の通りである。(1)日本班:日本における「阿Q」像の展開に関する研究を担当。島村輝、日本、女子美術大学教授(研究協力者)/Kleeman,Faye、米国、Colorado大学副教授(研究協力者)/張明敏、台湾、清雲科技大学兼任講師(研究協力者)/王俊文、中国、文京学院大学・非常勤講師(研究協力者)。(2)戦前期東アジア班:戦前期東アジアにおける「阿Q」像の受容と変容に関する研究を担当。〓捷、中国、聖心女子大学・非常勤講師(研究協力者)/任明信、韓国、ソウル大学・専任講師(研究協力者)/張文薫、台湾、台湾大学・助理教授(研究協力者)/関詩珮、香港、シンガポール・南洋理工大学・助理教授(研究協力者)。(3)戦後期東アジア班:戦後期東アジアにおける魯迅「阿Q」と村上「Q氏」像の受容と変容に関する研究を担当。三澤真美恵、日本、日本大学・準教授(連携研究者)/〓捷/金良守、韓国、東国大学副教授(研究協力者)/任明信/関詩珮/張明敏。 平成21年度には三班は並行してそれぞれの担当分野の研究を進めるいっぽうで、Eメール等を使って相互に研究成果を報告し、資料を交換しあった。研究代表者は12月3~4日に東京大学文学部で日本班ワークショップを開催し、連携研究者、各班員を招聘したほか、戦前期東アジア班班員張文薫の自己負担による参加を得た。ワークショップでは各班員および張文薫が報告論文を執筆して事前に提出し会場で報告し、参加者一同で検討しあった。研究代表者はその成果を他の二班の班員に報告した。
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Research Products
(5 results)