2012 Fiscal Year Annual Research Report
タスク支援によるコミュニケーション能力の育成に関する調査研究
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21320100
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Research Institution | Tokyo University of Foreign Studies |
Principal Investigator |
高島 英幸 東京外国語大学, 大学院総合国際学研究院, 教授 (40128434)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
村上 美保子 星城大学, 経営学部, 准教授 (10331638)
今井 典子 高知大学, 人文社会・教育科学系, 准教授 (30510292)
桐生 直幸 鎌倉女子大学短期大学部, その他部局等, 講師 (50442132)
杉浦 理恵 東海大学, 国際文化学部, 准教授 (60413738)
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Project Period (FY) |
2009-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | タスクによる文法力調査 / 横断的言語学習の研究 / 学習困難な文法項目の特定 / 筆記とスピーキングテスト / 中学2年から高校1年まで / 文法構造・語順の把握力 / 名詞の後置修飾 / 日本人初期英語学習者 |
Research Abstract |
本研究は,同一の生徒の英語学習状況を3年間追跡する横断的・縦断的研究である。 中学2年生が高校1年生になるまでの文法構造・語順の把握力とスピーキング能力の向上度の関係を明らかにし,英語力を立体的に把握し, 指導の一助とする。筆記とスピーキングテストによる調査方法で,①文構造把握力とスピーキングの際の文法力(正確さ・適切さ)との関係を明らかにし,② ①の結果を踏まえた指導法を提案する。紙面の都合で①の要約を記する(詳細は別冊の『研究報告書』参照)。 (a)第3回調査の分析: 今年度に中学3年生となった生徒を対象に第3回調査の結果・分析を行った。文法テストでは,調査を実施したK校とM校とも,前回の調査と比べ正答率は一様に上がった。しかし,不定詞を含む「名詞の後置修飾」の項目で,K校では他の項目では90%を超えるものが大半である中70%程度,M校では20%程度の正答率である。特に,「名詞+後置修飾」の構造が文の主語の場合の正答率が低い。【スピーキングテストI・II】でも,名詞の後置修飾の正答率が同様に低い。 (b) 第3回調査の報告と発表: 調査協力2校を訪問し,上記(a)の結果を報告し,The 11th Hawaii International Conference on Educationでは,3年間の継続研究の2年目までの結果を発表した。 (c) 第4回調査の実施と分析: 高校1年生となった生徒を対象とした最終の第4回調査を行った。文法テストでは,M校では正答率が90%を超えるものが1項目,K校では11項目ある。【スピーキングテストI】では,M校では7項目が20%以上,K校では13項目が60%以上の正答率,【スピーキングテストII】では,M校では正答率は項目により20.9%から79.6%まで幅があるが,K校では12項目が90%を超えており,第3回と比べ顕著な伸びが見られた。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(2 results)