2009 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
21320108
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Research Institution | Rikkyo University |
Principal Investigator |
鳥飼 玖美子 Rikkyo University, 異文化コミュニケーション研究科, 教授 (80219360)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
平賀 正子 立教大学, 異文化コミュニケーション学部, 教授 (90199050)
野田 研一 立教大学, 異文化コミュニケーション研究科, 教授 (60145969)
阿部 治 立教大学, 社会学部, 教授 (60184206)
小山 亘 立教大学, 異文化コミュニケーション研究科, 教授 (30366942)
灘光 洋子 立教大学, 異文化コミュニケーション学部, 教授 (20286199)
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Keywords | 持続可能な未来 / 持続可能な社会 / コミュニケーション学 / 異文化コミュニケーション論 / 言語コミュニケーション論 / 環境文学 / 環境人類学 / 通訳翻訳学 |
Research Abstract |
本研究は、21世紀の世界的課題である「持続可能な未来」へ向けた「コミュニケーション学」構築を目指すものである。異文化コミュニケーション論、環境教育、環境文学、環境人類学、言語学、言語コミュニケーション論、通訳翻訳学など多様な分野を理念的、理論的整合性を持つ形で関連づけ、統合することを試みる。さらに、「持続可能な未来」への行動理念としてのコミュニケーション学の構築を、研究・教育・実践すべての場にわたって具体化する重要な役割を担うものとして大学院教育を位置づけ、その体系的な確立を視野に入れる。 今年度は、理論的パースペクティブの検討を中心として研究を進めた。理論的枠組み構築のために、まず「持続可能な社会」概念の再検討をおこない、国際関係および地域性の両極からその有効性を検証し、「コミュニケーション」の視点との理論的統合を、各研究者の専門的立場から考究した。 その他に全体的な活動として以下を実施した。 1.調査: ユネスコをはじめ持続可能な未来のための教育に関する研究を担ってきた国際機関や研究機関から情報収集すると共に、海外諸国の「持続可能な未来」への教育の実態をヒアリング等により調査した。 2.研究会の開催: コミュニケーション学の理論と理念をどのように統合し、教育カリキュラムに反映させるかについて、プロジェクト・メンバーおよび海外からの研究者による研究会を開催した。 3.ネットワークの構築: 上記の調査および研究会を通して、持続可能な未来のためのコミュニケーション学ネットワークを構築しつつある。これは次年度においても継続することになる。
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[Journal Article]2009
Author(s)
平賀正子
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Journal Title
Food for thought : CONDUIT vs.FOOD metaphors for communication.In K.Turner & B.Fraser (Eds.), Language in life, and a life in language : Jacob Mey, a festschrift(Emerald(Bingley, UK))
Pages: 165-171
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[Journal Article]2009
Author(s)
平賀正子
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Journal Title
「女ことば・男ことば」立教大学ジェンダー・フォーラム(編)『ジェンダー小事典』(立教大学ジェンダー・フォーラム)
Pages: 14-15
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[Journal Article]2009
Author(s)
藤崎和彦・橋本英樹(編著)灘光洋子(分担執筆)
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Journal Title
医療コミュニケーション:実証研究への多面的アプローチ(篠原出版新社)
Pages: 115-117, 122-125
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