2011 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
21330134
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Research Institution | University of Hyogo |
Principal Investigator |
小山 秀夫 兵庫県立大学, 経営研究科, 教授 (90360693)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
長澤 紀美子 高知県立大学, 社会福祉学部, 教授 (50320875)
濱野 強 島根大学, 学内共同利用施設等, 講師 (80410257)
藤澤 由和 静岡県立大学, 経営情報学部, 准教授 (70387330)
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Keywords | 保健・医療・介護福祉 / 介護サービス / 評価 |
Research Abstract |
本研究は利用者本位の介護サービス提供体制におけるシステムの安定性を確保するための実証的データの精査に関する方策を見出すという全体構想の基、我が国における介護サービスにおけるアウトカム評価のなかでもサービスの利用者評価と他の評価指標の関係性を実証的検証することを目的とし、具体的にはそのための基礎的な知見の確立を試みた。 本年度においては、前々年度および前年度において検討を進めてきた調査項目の検討をはじめとする予備的検討を踏まえ、本調査によるデータ構築を実施する予定であった。しかし、予期せぬ自然災害の発生により、当初想定していた調査地域の調査予定施設などにおいて調査を実施することは実質的に現時的でない状況を鑑み、当該年度における調査の実施を延期した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
本年度においては、前々年度および前年度において検討を進めてきた調査項目の検討をはじめとする予備的検討を踏まえ、本調査によるデータ構築を実施する予定であった。しかし、予期せぬ自然災害の発生により、当初想定していた調査地域の調査予定施設などにおいて調査を実施することは実質的に現時的でない状況を鑑み、当該年度における調査の実施を延期したため、計画では当該年度において調査を実施し、データの構築を行なうことができなかった。
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Strategy for Future Research Activity |
本研究は、当該年度において実施予定の本調査の実施とそれによるデータの構築が難しい状況において、計画における内容を実施する方向で作業を行なうことはもとより、研究の方向性および内容を抜本的に再検討することが、本研究においては非常に意義のあることであると考えられた。 また海外の研究協力者などからの示唆、および当該領域における新たな研究知見を鑑み、研究における当該年度の計画内容の見直しはもとより、研究全体における内容及び方向性に関する再検討を行なうことが必要である。特に、本研究の目指すところが、学術的な基礎的な知見の構築はもとより、介護サービスという具体的な領域において、実践的に意義があることが求められていることを踏まえ、より実践的な方向でその内容の再検討を行なうことが求められた。
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