2010 Fiscal Year Annual Research Report
国際的通用性を有する外国人介護労働者の職業教育モデルの創設に関する研究
Project/Area Number |
21330137
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Research Institution | Japan Women's University |
Principal Investigator |
沈 潔 日本女子大学, 人間社会学部, 教授 (20305808)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
武川 正吾 東京大学, 文学部, 教授 (40197281)
大久保 秀子 浦和大学, 子ども学部, 教授 (60279594)
趙 軍 千葉商科大学, 商経学部, 教授 (30301831)
徐 明〓 八戸工業大学, デザイン工学部, 講師 (40433479)
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Keywords | 外国人介護労働者 / 職業教育 / ベトナム / アジア / 帰国外国人介護士労働者 |
Research Abstract |
本研究の目的は、アジア地域における外国人介護労働者の国際的な移動のメカニズムと職業教育との関連性を解明するとともに、彼らの素質を高めるための職業教育モデル構築における理論的・実践的課題を明確にすることにある。上記の課題を達成するため、平成22年度においては、下記の研究活動を行ってきた。 1)国際ミニシンポジウムの開催:2010年11月13日~14日 シンガポールSIM大学、マレーシア大学、台湾台北県長期照顧管理中心など海外研究協力者の4名、京都大学、京都女子大学の国内協力者の2名を招き、3つのセッションに分けて下記の研究課題について議論を行った。 (1)国際シンポジウム『外国人介護労働者の職業教育におけるアジアの連携とは』 (2)外国人介護労働者の職業教育における課題 (3)国際社会に通用する外国人介護労働者の職業教育モデルの創設にむけて 2)会議用論文集「国際社会に通用する外国人介護労働者の職業教育モデルの創設にむけて」を配布。 3)ベトナム現地調査及び現地ワークショップの開催:2011年1月18日~22日(ハノイ市) (1)研究代表者及び研究分担者2名がベトナムに出張し、ハノイ市海外人材派遣センター、ベトナム政府海外労工管理局、看護養成学校の協力を得て、外国人介護労働者の職業研修について合計3つのワークショップを行った。 (2)外国人介護労働者として一旦海外に出稼ぎに行き、ベトナムに帰国した後、現在介護士養成教育に携わっている方を対象に聞き取り調査を行った。 4)日本国内の調査:外国人介護士を受け入れた横浜市、調布市の介護施設への聞き取り調査の実施
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