2012 Fiscal Year Annual Research Report
異なる方法によって得られた評価結果の対応づけに関する基礎研究
Project/Area Number |
21330150
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Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
柴山 直 東北大学, 教育学研究科(研究院), 教授 (70240752)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
佐藤 喜一 新潟大学, 教育・学生支援機構入学センター, 准教授 (00300517)
石井 秀宗 名古屋大学, 教育学研究科(研究院), 准教授 (30342934)
野口 裕之 名古屋大学, 教育学研究科(研究院), 教授 (60114815)
新田 克己 東京工業大学, 総合理工学研究科(研究院), 教授 (60293073)
藤田 政博 関西大学, 社会学部, 准教授 (60377140)
熊谷 龍一 東北大学, 教育学研究科(研究院), 准教授 (60422622)
藤本 亮 静岡大学, 法務研究科, 教授 (80300474)
佐藤 誠子 東北大学, 教育学研究科(研究院), 博士研究員 (20633655)
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Project Period (FY) |
2009-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | 項目反応理論 / リンキング / 対応づけ / 等化 / BIB / CBT / パーフォーマンス / アセスメント |
Research Abstract |
本研究の目的は、教育評価・教育測定の立場から、異なる複数の手段・手続きによって得られた複数の評価結果を互いに比較可能とするような基礎的技術の開発をめざすことにある。 本年度は最終年度のため、これまで得たデータの整理・分析・結果の総括が中心となった。一昨年度新潟県で収集した学力データのうち中学生2年生数学に関するデータはDB化されIRT分析による項目母数の推定を終えた。さらに平成21年度収集データをアンカーとして平成16年度と平成18年度の等化およびリンキングを進めた。 公刊予定の成果の1つとして熊谷ら(2013)の「項目に関する事前情報が十分に得られない状況における適応型テストシステム開発の試み」の日本テスト学会誌への掲載確定および日本教育心理学会第55回総会における柴山ら(2013)「大規模学力調査におけるBIBデザインと推算値導入の効果について」の発表確定がある。さらにパフォーマンス・アセスメントとの結合は、新潟県の学力テストの結果をバックグラウンド情報としてもちいて、一般的に数学・算数の力がどの程度であれば、たとえば、いかなる状況であっても、求積公式を適切に用いることができるかなどの、質的量的な側面からアプローチによるルーブリック作成手続きのプロトタイプの試作をおこなった。 以上の成果は2012年11月17日東北大学にて開催した公開報告会にて発表した。内容は1)柴山直「大規模テストおける釣合型不完備ブロックデザインの導入の効果について」/2)佐藤喜「一線形等化による未履修領域得点の補完について」/3)新田克己「小論文答案の自動採点の試み」/4)五島譲司「新潟大学数学CBTについて」/5)佐藤誠子「面積比較課題における課題遂行と算数学力θとの関連についての探索的検討」であった。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(2 results)