2011 Fiscal Year Annual Research Report
現代アメリカのアカウンタビリティ・アセスメント教育行政の総合的研究
Project/Area Number |
21330184
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Research Institution | Nihon University |
Principal Investigator |
北野 秋男 日本大学, 文理学部, 教授 (50169869)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
長嶺 宏作 日本大学, 国際関係学部, 助教 (30421150)
石井 英真 神戸松蔭女子学院大学, 人間科学部, 准教授 (10452327)
高橋 哲 埼玉大学, 教育学部, 准教授 (10511884)
吉良 直 日本教育大学院大学, 学校教育研究科, 教授 (80327155)
後藤 武俊 琉球大学, 生涯学習教育研究センター, 准教授 (50451498)
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Keywords | 教育学 / テスト政策 / アカウンタビリティ / アセスメント / スタンダード / 「草の根」教育改革 |
Research Abstract |
本研究は、現代アメリカの連邦政府、ならびに州政府が実施するテスト政策の理論と実態を総合的・多角的に研究することを目的とする。平成23年度は、本研究の最終年度として、これまでの研究成果の総括と残された研究課題の解明を行った。 第一には、全米各州のテスト政策の実態を比較検証することであり、その成果は早稲田大学で開催された日本比較教育学会第47回大会(H:23.6.26.)において共同研究発表(3名)を行った。第二には、連邦政府や州政府のトップダウン的な教育改革に対抗する草の根的教育運動の理論と実践を解明することであり、予備的研究会(H23.7.23~24.)を大阪で開催し、研究内容の統一と問題点を議論した。こうした研究成果は、千葉大学で開催された日本教育学会第70回大会(H.23.8.26.)の「ラウンド・テーブル」において「米国における「草の根の」教育改革の現状と課題~トップダウン型教育改革との対比を中心として~」と題して3名が報告した。 最後に、本研究の総括と反省、ならびに個別の研究成果を報告する全体研究会(H24.1.8.~10.)を日本大学文理学部で開催した。この研究会では、代表者・分担者・協力者が一堂に会し、これまでの研究成果を報告するとともに、研究成果報告書の目次や内容検討を行った。そして、3年間の研究活動、研究内容、ならびに個人論文を掲載した『現代アメリカのアカウンタビリティ・アセスメント教育行政の総合的研究』(pp.1-189)を、平成24年3月末に刊行した。今後、関連する研究機関や研究者に配布する予定である。
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Research Products
(8 results)