2010 Fiscal Year Annual Research Report
子ども支援と子ども参加のまちづくりに関する日本・韓国および国連の総合的比較研究
Project/Area Number |
21330185
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Research Institution | Waseda University |
Principal Investigator |
喜多 明人 早稲田大学, 文学学術院, 教授 (70147932)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
荒牧 重人 山梨学院大学, 法務研究科, 教授 (40232053)
松倉 聡史 名寄市立大学, 保健福祉学部, 教授 (00341678)
吉永 省三 千里金蘭大学, 生活科学部, 教授 (80441137)
半田 勝久 東京成徳大学, 子ども学部, 准教授 (60337855)
内田 塔子 東洋大学, ライフデザイン学部, 講師 (80329036)
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Keywords | 子どもの権利 / 子ども支援 / 子ども参加 / 子どもにやさしいまち / 社会福祉関係 / 子ども条例 / 国連・子どもの権利条約 |
Research Abstract |
3年計画のうちの2年目である本年は、研究チームを(1)日本(2)韓国(3)国際の3グループに分け、グループごとに子ども支援と子ども参加のまちづくりの情報収集と研究交流を進めた。 (1)2010年10月に、石川県白山市において開催された「地方自治と子ども施策全国自治体シンポジウム」に参加し、情報収集、意見交換、報告等を行った。また、本年度も子ども支援と子ども参加のまちづくりの実践例として北海道幕別町および札内北小学校への追加の訪問調査を行い、子どもの権利条例の制定過程や学校教育での子ども参加についてヒアリング・意見交換を行った。また、韓国子どもの権利学会と共同で、小・中・高校生及びその親を対象とした「子ども支援と子ども参加に関する日韓共同調査」をおこなった。また、2012年3月に震災によって延期となった「フォーラム子どもの権利研究」に参加し、日韓共同調査の報告を行った。また報告者として韓国から教育監等を招へいし、学校における子ども支援や生徒人権条例についての情報・意見交換を行った。 (2)京畿道教育庁を訪問し、生徒人権条例についてヒアリング調査を行うとともに、「人権親和的学校つくりのための韓・日・国際シンポジウム」に参加し、報告及び意見交換を行った。またこの際に、ソウルにて国家人権委員会を訪問し、情報・意見交換を行った。韓国・子どもの権利学会と共同で行っている「子ども支援と子ども参加に関する日韓共同調査」に関しては、日韓の共同研究者が各国を行き来し、調査結果の分析・検討を行った。 (3)各国の子どもにやさしいまちづくりに関する情報の収集するために、ユニセフ・イノチェンティ研究センター及び国連・子どもの権利委員会に対し訪問調査を行った。また、国連・子どもの権利委員会では、第3回日本政府報告書審査を傍聴した。
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Research Products
(4 results)