2010 Fiscal Year Annual Research Report
知的財産教育としての方言・地域語教育の方法・教材開発に関する実践的・提案的研究
Project/Area Number |
21330197
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Research Institution | Hirosaki University |
Principal Investigator |
児玉 忠 弘前大学, 教育学部, 教授 (50332490)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
小川 雅子 山形大学, 地域教育文化学部, 教授 (40194451)
遠藤 仁 宮城教育大学, 教育部, 教授 (20160400)
位藤 紀美子 京都教育大学, 学長 (80027713)
植山 俊宏 京都教育大学, 教育学部, 教授 (50193850)
田中 俊弥 大阪教育大学, 教育学部, 教授 (40252746)
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Keywords | 知的財産 / 方言・地域語 / 教材研究 |
Research Abstract |
本年度は、昨年度に取り上げた方言・地域語教材について、教材開発のための調査を引き続き行い、授業実践を可能とする指導計画等への具体化について検討を加えた。 (1)教材の開発 ○方言詩教材(青森=児玉忠、大阪=田中俊弥、福岡=河野智文がそれぞれ担当) ○民話教材(山形=小川雅子、京都=植山俊宏・位藤紀美子、鹿児島=千々岩弘一がそれぞれ担当) ○儀礼・交流のことば教材(宮城=遠藤仁、京都=植山俊宏、香川=佐藤明宏がそれぞれ担当) ○生活場面のことば教材(青森=児玉忠、大阪=田中俊弥、鹿児島=千々岩弘一がそれぞれ担当) ○わらべ歌・労働歌教材(山形=遠藤仁、福岡=河野智文がそれぞれ担当) ○自らの方言・地域語を説明する教材(遠藤仁が担当) (2)開発した教材による試行的実践 以下の要領・地域で試行的な実践を行い、授業資料作成の基礎資料とした。たとえば、田中俊弥は京都教育大学附属桃山中学校で中学生を対象とした試行的な授業を実施し、研究代表・分担者の全員で参観した。その他、それぞれの地域で試行的実践が行われた。 (3)年度の総括 年度末に、開発した教材や学習単元に関する進捗状況を持ち寄り、教材集やカリキュラムとしてどう構成できるかを検討した。また、次年度に向けてそれぞれがどんな実践的試行を行うか、最終報告書にどうまとめるかなどについて意見交換を行った。
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