2010 Fiscal Year Annual Research Report
ケミカル・リフト・オフを活用した縦型超高輝度紫外LEDへの展開
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21360001
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Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
八百 隆文 東北大学, 学際科学国際高等研究センター, 客員教授 (60230182)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
藤井 克司 東北大学, 学際科学国際高等研究センター, 客員准教授 (80444016)
後藤 武生 東北大学, 学際科学国際高等研究センター, 教育研究支援員 (10004342)
李 賢宰 東北大学, 学際科学国際高等研究センター, 寄附研究部門教員 (10584063)
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Keywords | 窒化物半導体 / 発光ダイオード(LED) / GaN / AlGaN / InGaN / CrN / ケミカルリフトオフ / 窒化 |
Research Abstract |
本年度は(1)MOCVD法を用いてCrNバッファー層上における(Al)GaN初期成長条件の最適化を行い、サファイヤ基板/CrNバッファー層上への紫外LED構造の作製を試みるとともに、(2)CLOによるLED構造転写技術の開発を進めた。すなわち、上記(1)項目に関しては、(1)平成21年度に最適化されたAlN/CrN多重バッファー層上への(Al)GaN成長条件の最適化を図るために、と欠陥分析を行った。(2)MOCVD装置で多重バッファー層の上にGaN成長を行った。(3)CrNバッファー層成長条件(温度、V/III比、成長速度など)を検討し、下地層の結晶品質の向上を図った。(4)(Al)GaNの横方向選択成長条件を求め、低欠陥密度GaN薄膜成長条件を確立した。この結果、(a)LED効率向上の重要な要素である高品質(Al)GaN下地層の作製。(b)バッファー層成長時のピット発生原因の究明。(c)紫外LED用(Al)GaN下地層のX線ロッキッグカーブが(0002),(1-100)とも200 arcsec以下の実現。(d)剥離時間短縮のための金属窒化物バッファー層の最適化、が可能になった。上記(2)の項目に関しては、(1)支持基板としてSiを選択し、金属多層膜を用いた接着方法を確立した。(2)Si支持基板との界面に金属反射膜を導入し、反射率最適化と電極抵抗最適化を試みた。(3)レーザスクライブ等によるチップ分離方法を検討した。(4)光取り出しの向上のためのチップ形状、n型光取出し電極抵抗低減を試みた。(5)選択した支持基板にあわせたチップ分離方法の確立と縦型LEDとしての光取り出しn側の電極構造を検討した。(6)チップ形状を検討。以上のの結果、CLO技術によるLED構造の転写が可能になった。
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Research Products
(4 results)
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[Journal Article] Correlation between structural and optical properties of a-plane GaN films grown on r-plane sapphire by metal organic chemical-vapor deposition2010
Author(s)
Jung, M ; Chang, J ; Lee, H ; Ha, JS ; Park, JS ; Park, S ; Fujii, K ; Yao, T ; Kil, GS ; Lee, S ; Cho, M ; Whang, S
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Journal Title
JOURNAL OF VACUUM SCIENCE & TECHNOLOGY B
Volume: 28
Pages: 623-626
Peer Reviewed
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[Journal Article] An empirical equation including the strain effect for optical transition energy of strained and fully relaxed GaN films2010
Author(s)
Lee, SW; Ha, JS; Lee, HJ; Lee, HJ; Goto, H; Hanada, T; Goto, T; Fujii, K; Cho, MW; Yao, T
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Journal Title
JOURNAL OF PHYSICS D-APPHED PHYSICS
Volume: 43
Pages: 175101
Peer Reviewed
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