2009 Fiscal Year Annual Research Report
日本の建築アーカイヴスに適した系統的な資料組織法の構築に関する研究
| Project/Area Number |
21360304
|
|---|
| Research Institution | Kanazawa Institute of Technology |
|---|
Principal Investigator |
中森 勉 Kanazawa Institute of Technology, 環境・建築学部, 准教授 (30148150)
|
|---|
| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
竺 覚暁 金沢工業大学, 環境・建築学部, 教授 (30064447)
蜂谷 俊雄 金沢工業大学, 環境・建築学部, 教授 (60410289)
山崎 幹泰 金沢工業大学, 環境・建築学部, 准教授 (10329089)
川崎 寧史 金沢工業大学, 環境・建築学部, 准教授 (60243169)
下川 雄一 金沢工業大学, 環境・建築学部, 准教授 (90308586)
|
|---|
| Keywords | 現代建築 / アーカイブス / 設計図書 / 建築設計 / 建築史・意匠 |
|---|
| Research Abstract |
米国のコロンビア大学エヴァリィ建築アーカイヴス、オーストリアのウィーン建築センター建築アーカイヴス、オランダ建築研究所建築アーカイヴスの訪問調査を行い、これらの機関のアーカイヴィング・システムについて、それぞれの責任者から詳細な説明を受け、取材を行って知見を得た。また米国の先進的な建築資料検索の代表的ツールであるJ.Paul Getty Museum編Art and Architecture Thesaurus、米国議会図書館編のLibrary of Congress Subject Headings建築編の翻訳に着手し翻訳を進めた。既に収集してある山本勝巳、村田政眞建築設計図書についてインヴェントリイ・データの設計を行い、インヴェントリイ・データベースの作成を行った。これは本研究の最終成果のひとつとなる日本の建築設計図書データベース構造を決定するためのプレリミナリイ・スタディであると同時に、それが決定した際に移行されるロウ・データの蓄積でもある。更に、平成21年10月1～3日に京都で開催された日本建築家協会(JIA)大会2009において2～3日にアーカイヴス展示として、京都工芸繊維大学美術工芸資料館の協力を得て「京都の名建築」図面展を開催した。また3日にはアーカイヴス・パネルディスカッションを開催し、JIA会員相互に建築アーカイヴスに関する議論を行った。また、建築空間デジタル・アーカイヴス(DAAS)と協力して、相田武文デザイン・サーヴェィ資料、宮脇檀デザイン・サーヴェィ資料のデジタル化を行った。
|
