2012 Fiscal Year Annual Research Report
小児がんの子どもと家族を中心とした多職種協働チームの看護師支援プログラムの開発
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21390593
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Research Institution | Nagano College of Nursing |
Principal Investigator |
内田 雅代 長野県看護大学, 看護学部, 教授 (70125938)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
竹内 幸江 長野県看護大学, 看護学部, 准教授 (00311902)
足立 美紀 長野県看護大学, 看護学部, 助教 (10457905)
白井 史 長野県看護大学, 看護学部, 助教 (30420699)
丸 光恵 東京医科歯科大学, その他の研究科, 教授 (50241980)
岡村 知香 長野県看護大学, 看護学部, 助手 (70638486)
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Project Period (FY) |
2009-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | 小児がん / 子ども / 家族 / 多職種協働チーム / 看護師 / 小児がん看護ケアガイドライン |
Research Abstract |
本研究の最終年度であり、各班のこれまでの活動のまとめを行い、「小児がん看護ケアガイドライン2012」を完成させた。 1)『小児がん看護ケアガイドライン』検討班では、昨年度検討したガイドラインの「骨子」をもとに、ケア全体を見渡せるマップの名称を「ガイドマップ」と位置づけ、「基本的知識に関する項目」「ガイドラインの各章」に関して執筆を依頼した。各章の執筆担当は、研究者と現場の看護師をペアにし、ケアの指針や具体的内容に現場からの意見が反映されるようにした。 2)『看護のエビデンス』に関する検討班では、全国の小児がんの子どもが入院している206施設の病棟・外来師長および看護師を対象に実施した質問紙調査の結果をまとめ、「小児がん長期フォローアップに関する看護の現状と看護に困難を感じた事例の実際-外来・病棟看護管理者を対象として」「小児がん経験者の看護に関する看護師の認識と実態」「終末期の小児がん患者のケア体制および看護師へのメンタルヘルスサポート体制の実態-病棟管理者への調査より-」の3題の論文を発表した。 3)『多職種協働チームにおける看護師の役割』検討班では、小児のチーム医療の中で看護師がどのような役割を担っているかを知ることを目的として、小児看護専門看護師及びエキスパートナースを対象に、チームの現状、看護師の役割や取り組みの実際などについて、ヒアリング調査を実施し検討した。第10回日本小児がん看護学会において、シンポジウム「多職種協働チームにおける看護師の役割~現状と課題~」を開催し、この調査結果の概要を伝え、小児看護専門看護師、患者家族、小児血液腫瘍専門医、看護管理者など、他のシンポジストや参加者とともに、現状と課題に関して討議した。 これらの活動を通して、小児がん看護ケアの標準化に向けた取り組みの必要性、小児がん看護ケアガイドラインの臨床応用など、今後の課題が確認された。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(5 results)