2012 Fiscal Year Annual Research Report
量子計算組み合わせ最適化アルゴリズムと量子エンタングルメントの情報数理的総合研究
Project/Area Number |
21500024
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Research Institution | Okayama University of Science |
Principal Investigator |
澤江 隆一 岡山理科大学, 理学部, 教授 (20226062)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
森 義之 岡山理科大学, 理学部, 講師 (00388919)
梶本 ひろし 長崎大学, 教育学部, 教授 (50194741)
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Project Period (FY) |
2009-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | 量子計算 / 量子エンタングルメント / 初期化アルゴリズム / 位相的エンタングルメント / Deutsch-Jozsaアルゴリズム |
Research Abstract |
研究題目「量子計算に現れる組み合わせ問題の最適化解及びエンタングルメントの数理的研究量子エンタングルメントの研究」として、澤江隆一(代表者):量子エンタングルメンとトポロジカルエンタングルメントの研究、森義之(分担者): 初期化アルゴリズムの組み合わせ最適化とその応用研究、梶本ひろし(分担者):量子エンタングルメントの群論を基礎にした組合せ論的研究、他に連携研究者として岡山理科大学・工学部・教授・河村実生:量子コンピュータ上での実証実験、徳島大学・工学部・名誉教授・長町重昭:量子エンタングルメントの数理物理的構造の解析、同志社大学・生命医科学部・教授・大宮眞弓:量子計算の可積分系による表現に関する研究、岐阜大学・工学部・教授・宇佐美広:量子エンタングルメント数理的解析への微分方程式の応用研究、The University of KwaZulu-Natalの名誉教授 Erwin Bruening(専門:数理物理学)と本研究に加えて研究を行った。 研究目的の課題のひとつである初期化アルゴリズムの最適化については、昨年度8キュビットの最適化についての研究を行いその後9キュビットに関しての最適化の研究を行った。バルク型の量子コンピュータでのエンタングルメントの研究、グローバーアルゴリズムとDeutsch-Jozsaアルゴリズムについてのバルク型の計算効率最適化の研究を実証実験を目的に研究を進めた。 論理ゲートと代数的な繋がりに関する研究は、組紐的な位相的エンタングルメントとの研究へと発展をしていて、特に量子エンタングルメントと位相的エンタングルメントの分類上の研究への基礎となる研究を行い、Tofforiゲートの実現での量子演算に関する最適化は難しいことではあるが、バルク型の量子情報処理がスピードアップすること方向性への知見が得られた。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(9 results)