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2011 Fiscal Year Annual Research Report

愛着に着目した設計方法論の構築

Research Project

Project/Area Number 21500195
Research InstitutionChiba University

Principal Investigator

青木 弘行  千葉大学, 大学院・工学研究科, 教授 (20009757)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 久保 光徳  千葉大学, 大学院・工学研究科, 教授 (60214996)
寺内 文雄  千葉大学, 大学院・工学研究科, 教授 (30261887)
松岡 由幸  慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (20286636)
Keywords愛着 / 設計方法論 / 材質感 / 資源・環境保全
Research Abstract

前年度に検討した閉ループ構成/長く使うことができるEco-Technology,長く使いたくなるEco-Mind各々に対する設計指針を基にして,愛着を表出させる設計方法論のあり方を再検討した.
具体的には,9種類のプロダクト廃棄要因を明らかにし(技術非退化・環境変化:マーケット,使用環境/技術非退化・環境変化:嗜好変化,ライフスタイル/技術退化・ハード:性能劣化,機能増加,規格変更/技術退化・ソフト:容量/サイズ,外観・デザイン),4種類の製品類型(技術進化の速い製品,身につける品,家具・生活用品,家電製品)と4つのユーザ属性(モノに対する思い入れが強い,過去の思い出を大切にする,買い物が好き,新しい物事に関心が高い)を組み合わせた16タイプのマーケットセグメンテーションに対してデザインプリンシプルを対応させた.そして前述した設計指針とこれら3者間の関係性を検討し,愛着を維持・向上させるための実施設計を行った.
一方,材質感を左右する表面性状の定量化に関しては,(1)視覚的要素に加えて触覚的要素を加味して複合的に検討する必要があること,さらには,(2)両要素を関連づけるパラメータの特定が不可欠となることが明らかとなった.そのためには,表面性状に対する解析手法もある特定領域を限定して線形的に解析するのではなく,愛着を誘発する材質感をトータルとして把握する非線形解析の必要性が示唆された.

URL: 

Published: 2013-06-26  

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