2011 Fiscal Year Annual Research Report
生涯学習としての「家族生活教育」のカリキュラム開発研究
Project/Area Number |
21500703
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Research Institution | University of Tsukuba |
Principal Investigator |
木村 範子 筑波大学, 人間系, 講師 (00344846)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
倉元 綾子 鹿児島県立短期大学, 生活科学科, 准教授 (20225254)
正保 正惠 福山市立大学, 教育学部, 教授 (00249583)
鈴木 真由子 大阪教育大学, 教育学部, 教授 (60241197)
竹田 美知 神戸松蔭女子学院大学, 人間科学部, 教授 (00144634)
細江 容子 上越教育大学, 学校教育部, 教授 (30272876)
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Keywords | 家族生活教育 / 家政学 / 家政教育 / 家族支援 / カリキュラム開発 / 生涯学習 |
Research Abstract |
今日の日本社会において、家族をめぐる問題は複雑化で多様となり、虐待・暴力・殺人など危機的な状況も多く指摘されている。その打開のためには人や物にかかわる「家族生活」のトータルな支援・教育、地域のネットワークづくりが必要である。本研究は、学校教育のみならず社会教育まで含めた生涯学習としての「家族生活教育」のための「家族生活アドバイザー」講座を視野に入れたカリキュラム開発を行うことを目的とする。 1.先進事例(米国・台湾・韓国・ニュージーランド)における「家族生活教育」の実態と効果の解明のための調査研究にもとづく文献研究(資料の翻訳・分析と結果報告) 2.日本における家族に関する相談業務の実態と課題の解明の調査研究:昨年度実施のニーズ質問紙調査のデータ入力・分析と結果報告 3.日本における家族・家庭生活に関する資格の実態・課題の解明のためのヒアリング調査 4.22年度実施の講座の検証と教材の再検討 5.シンポジウムとセミナーの開催(「日本家政学会家政学原論部会」とタイアップ) 6.「家族生活アドバイザー」本講座の実施(家政教育部会とタイアップした地域公開講座の開催) 7.研究会開催
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
研究計画の内容については、おおむね順調に進展しているが、自治体等へのヒアリング調査については、これまでのニーズ質問紙調査の分析と検討に基づき、本格的には最終年度の実施とすることとなった。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度は最終年度であることから、ヒアリング調査の本格実施とともに、研究のまとめを行い、その結果については、報告書を刊行予定である。
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Research Products
(31 results)