2009 Fiscal Year Annual Research Report
国際協働学習に連携した授業設計とICT活用に関する研究
Project/Area Number |
21500963
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Research Institution | Nihon Fukushi University |
Principal Investigator |
影戸 誠 Nihon Fukushi University, 国際福祉開発学部, 教授 (50351086)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
佐藤 慎一 日本福祉大学, 国際福祉開発学部, 准教授 (10410763)
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Keywords | ICT活用 / 国際協働学習 / ファシリテーション / 国際的コラボレーション / 英語プレゼンテーション |
Research Abstract |
本研究では、大学生における「国際協働学習」のあり方を明らかにすると共に、それを支えるICT活用の方法やシラバスのあり方を明らかにする。学習をとおして、「ファシリテーション力」「マネジメント力」「英語活用能力」「達成感・充実感」を現実世界に連動して獲得する。 21年度はこれらの実践のため次の3つの柱を設定し研究を行った。 1.国際協働学習を実現するICT活用 Webページ、コンテンツサーバ、SNSを活用し、交流を促進させると共に、年に1度交流成果を持ち寄る「場」を設定することにより、日常的なコミュニケーションを活性化させた。データはwww.japannet.gr.jpに蓄積。 2.国際協働学習環境に連動した「授業シラバス」の開発 ファシリテーション力は英語コミュニケーション力、マネジメント力、英語ドキュメント作成力、ICT活用能力に支えられる。これらを育て、体験的に学びが行動、達成感につながる「授業デザイン」を考え「国際交流ファシリテーション」という科目の中で実践した。この授業においては、基本的なファシリテーション手法をワークショップなどで学ぶと同時に、実際にインビテーションレターなどの作成を行い、海外に送った。学習要項も作成した。 3.国際協働学習を活性化させる海外連携 連携はインターネットなどを活用した共同プレゼンテーション作成や、日本での交流イベントにむけたプログラム作成などネットワーク上で論議を重ね「場」を共に作り上げいった。国際連携の中で学生達が作り上げるドキュメントやプレゼンテーションは、そのまま次年度の資料となり、なおかつ交流イベントへのステップとなる。作品は科研サーバーにアップロードし、公開している。
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Research Products
(6 results)