2012 Fiscal Year Annual Research Report
イギリス・ルネサンス期文化におけるジェンダーと女性の主体構築の表象とその変容
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21520281
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Research Institution | Tokyo Woman's Christian University |
Principal Investigator |
楠 明子 東京女子大学, 人間科学研究科, 教授 (40104591)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
原 英一 東京女子大学, 現代教養学部, 教授 (40106745)
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Project Period (FY) |
2009-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | William Shakespeare / Mary Wroth / English Renaissance / グローブ座 / エリザベス朝 / ジェイムズ朝 / 少年俳優 / Penshurst Place |
Research Abstract |
最終年度である本年度は、これまでの研究をまとめ、さらに将来の研究に発展させるリサーチを行った。まず、イギリス・ルネサンス期の女性作家Mary WrothとShakespeareを比較する共編著、Mary Wroth and William Shakespeare(2013年末、Routledge刊予定)の編纂にとりかかった。楠はMary WrothのLove’s VictoryとShakespeareのRomeo and Julietを比較する論文を寄稿する。また、Sidney Journal 31(2013)の「Mary Wroth特集」にMary Wrothによる「書く」女性の表象についての論文を寄稿し(査読付き)、間もなく刊行される。5カ国を代表する6人のシェイクスピア学者と共に編纂中のCambridge World Shakespeare Encyclopediaは、Cambridge University Pressから今年度末頃に刊行の予定。私は科研費研究テーマに関わる分野を担当し、さらに広い視野からイギリス・ルネサンス期の女性表象を研究する機会を得た。なお、2016年7月~8月にStratford/London(King’s College)で開催されるシェイクスピア没後400年記念のWorld Shakespeare Congressの執行委員・大会委員を務めており、すでにLondon側の責任者と共にシェイクスピア時代の女性に関わる企画を進めている。 研究分担者の原英一氏は、ルネサンス期の庶民層の表象を小説の誕生と関わらせた『〈徒弟〉たちのイギリス文学』を上梓し、さらに王政復古期の男性・女性作家による女性表象を比較研究した。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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