2010 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
21520571
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Research Institution | Kanazawa University |
Principal Investigator |
數見 由紀子 金沢大学, 外国語教育研究センター, 准教授 (40283147)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
大藪 加奈 金沢大学, 外国語教育研究センター, 教授 (30283146)
東川 浩 金沢大学, 法学系, 教授 (60334744)
ERTL John Josef 金沢大学, 外国語教育研究センター, 准教授 (30507380)
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Keywords | 英語教育 / 交渉教育 |
Research Abstract |
主な研究実績として、平成21年度の研究に基づく中間成果発表、文献研究・実地調査による情報収集、教育実践をふまえた『教室で使えるネゴシエーション活動』の改訂準備が挙げられる。これらの成果は、交渉教育の英語教育への適用と教育効果の高い教材の開発という最終年度の成果を最大にするための基盤となる。以下で概要を述べる。 [中間成果発表]平成21年度「英語II」の学生の交渉活動から使用頻度の高い表現を抽出し、その特徴を「ネゴシエーションにおける英語表現」として発表した。 ・日本英文学会中部支部第62回大会(數見、2010/10/16) ・『言語文化論叢』第15号(數見、2011/3/31) [文献研究・実地調査]交渉教育・英語教育・法教育について情報収集を行った。 ・交渉教育研究会で教材の開発や活用法について情報収集(數見、2010/9/10) ・ミシガン州立大学ロースクールで調停・仲裁を扱う授業を見学(東川、2010/10/27-11/5) ・第9回大学対抗交渉コンペティションで交渉言語を調査(數見・東川、2010/12/4-5) [教育実践・教材分析]金沢大学の授業や学外のセミナーで教育法と教材の実用性・効果を検証した。 ・ 平成22年度「外国法特講(交渉学)」(東川) ・ 平成22年度「英語II」(大藪)※交渉活動をビデオ収録 ・「英語で交渉」セミナー(主催:NPO法人グローバルリーダシップ・アソシエーション、対象:社会人、大学院生)(數見・大藪、2011/3/12)※使用教材も作成 [教材の改訂準備]教育実践等で得られたデータを基に素材の選定と細部の調整を行った。英語運用能力や背景知識の異なる使用者にも使いやすく、教育効果の高い教材を目指して改訂準備を進めた。 授業やセミナーの受講者から「交渉スキルが良好な人間関係の構築と快適な社会生活につながった」との声を得たことも大きな意義と言える。
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Research Products
(2 results)