2012 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
21530422
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Research Institution | Ritsumeikan University |
Principal Investigator |
守屋 貴司 立命館大学, 経営学部, 教授 (70248194)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
小久保 みどり 立命館大学, 経営学部, 教授 (30234735)
小松 史朗 近畿大学短期大学部, 商経学科, 准教授 (60455037)
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Project Period (FY) |
2009-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | 外国人留学生 / 外国人労働者 / キャリア開発 / キャリアデザイン |
Research Abstract |
平成24年度(2012年度)には、『日本労働協会雑誌』の特集に、本気共同研究の代表である守屋貴司が寄稿を求められ、本共同研究の成果の1部である論文を掲載した。 本論文の内容としては、日本における日本企業への外国人留学生などの就職問題と就職支援の現状と課題を明らかし、日本企業の留学生などの外国人採用の現状分析し、留学生出身の外国人従業員と日本企業のギャップの考察をおこなっている。そして、日本における留学生などの日本企業の採用における異文化適応とキャリア形成を踏まえたうえで、最後に、日本企業と外国人留学生のギャップを生む根幹的な原因として、日本の採用・雇用の方式と欧米やアジア各国の採用・雇用方式の差異について論じている。それは、日本における日本企業の新卒採用試験が、職務主義的な専門能力を問う試験ではなく、将来の日本企業の管理職候補者を選定するビジネスマン・ビジネスウーマンとしての基本的な資質を問う俗人主義的な試験となっている点であり、この点の差異は、日本企業の外国人の採用管理・雇用管理が、欧米企業や多くのアジア企業と異なる人事管理技法であり、外国人が日本企業に採用・勤務する上での大きな違和感ともなっている。また、本研究成果の一部を、守屋貴司が、英語論文「Reserch on the Employment of Foreigners such as Foreingn Students in Japanese Companiese」として、『立命館経営学』に掲載をおこなっている。2012年には、更に、ヒアリング調査を中心にして調査研究を進めると同時に、これまでの本共同研究の成果をもとにして、更なる発展した共同研究を科学研究費基盤研究Cに申請をおこない、採択されることとなった。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(2 results)