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2009 Fiscal Year Annual Research Report

発達障害児の家族支援のための育児ポートフォリオ

Research Project

Project/Area Number 21530705
Research InstitutionSeirei Christopher University

Principal Investigator

足立 さつき  Seirei Christopher University, リハビリテーション学部, 講師 (10454307)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 池田 泰子  聖隷クリストファー大学, リハビリテーション学部, 助教 (90387514)
立石 恒雄  聖隷クリストファー大学, リハビリテーション学部, 教授 (10387508)
中野 泰志  慶應義塾大学, 経済学部, 教授 (60207850)
Keywords教育心理学 / 発達障害 / 家族支援 / 事例研究
Research Abstract

本研究は、発達障害の診断、評価、相談等という科学的なエビデンスを含めた出来事を縦軸にし、これらのエビデンスや出来事を家族がどのように認識し、自分の人生の「物語」の中でどう位置づけようとしているかを横軸にして、ホリスティックに分析する。また、発達障害児やその家族が、周囲の人を含めた環境とどのようなインタラクションを行ってきたのかを分析する。そのために、診断等の科学的エビデンスや行事等の出来事、そして、それをどのように捉えたかに関する家族の「語り」をポートフォリオとして構成する。どのようなポートフォリオが効果的なのか、また、このポートフォリオを家族や発達障害児がどのように活用していくかについて事例研究を行い、家族支援の在り方について考察することを目的に、初年度は、事例分析とポートフォリオの内容を検討した。
(1)語り事例の分析
語り記録の分析には、今まで蓄積した5名分の語りのデータを用いた。分析は、記録からトランスクリプトを作成した。また、語り事例の分析と同時に当該発達障害児にあった出来事やその時々の検査結果等の科学的エビデンスを整理した。
(2)ポートフォリオの内容の検討
5名のトランスクリプトからポートフォリオとして記録すべき内容の検討を行った。また、語りには現れてこなかったイベントや検査結果等の科学的エビデンスを事例記録の中からピックアップした。
抽出した素材に対して、各事例に共通する部分、個別性の高い部分等の意味に関するプロパティ(属性)情報を検討し、ポートフォリオの材料を準備した。

URL: 

Published: 2011-06-16   Modified: 2016-04-21  

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