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2011 Fiscal Year Annual Research Report

発達障害児の家族支援のための育児ポートフォリオ

Research Project

Project/Area Number 21530705
Research InstitutionSeirei Christopher University

Principal Investigator

足立 さつき  聖隷クリストファー大学, リハビリテーション学部, 講師 (10454307)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 池田 泰子  聖隷クリストファー大学, リハビリテーション学部, 助教 (90387514)
立石 恒雄  聖隷クリストファー大学, リハビリテーション学部, 教授 (10387508)
中野 泰志  慶應義塾大学, 経済学部, 教授 (60207850)
Keywords教育心理学 / 発達障害 / 家族支援 / 事例研究
Research Abstract

本研究は、発達障害の診断、評価、相談等という科学的なエビデンスを含めた出来事を縦軸にし、これらのエビデンスや出来事を家族がどのように認識し、自分の人生の「物語」の中でどう位置づけようとしているかを横軸にして、ホリスティックに分析する。また、発達障害児やその家族が、周囲の人を含めた環境とどのようなインタラクションを行ってきたのかを分析する。そのために、診断等の科学的エビデンスや行事等の出来事、そして、それをどのように捉えたかに関する家族の「語り」をポートフォリオとして構成する。このポートフォリオを家族や発達障害児がどのように活用していくかについて事例研究を行い、家族支援の在り方について考察することを目的に、今年度は、活用事例を用いて保護者向けの報告をした。
(1)ポートフォリオの活用事例について検討した。
ライフステージに合わせたイベントの抽出、教材の収集については自発的、効果的に進む傾向にあった。
子どもの成長を客観的に確認でき、家族の振り返りに役立つことが示された。
(2)活用事例について、通園施設の保護者講演会で報告した。
必要性、有効性については、同意を得られたが、時間的制約や子どもの年齢や発達段階により保者の反応が異なった。また、専門家のインタビューが母親の心理的サポートの一助になっているとのコメントが得られた。
今後は、電子版の拡張(スマートフォンやタブレット)、保護者向けの学習会を実施する。

URL: 

Published: 2013-06-26  

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