リウマチ性疾患の心理教育リハビリテーションプログラムの開発と適用

2009 Fiscal Year Annual Research Report

• Project/Area Number: 21530746
• Research Institution: Niigataseiryou University
• Principal Investigator: 村松 公美子 Niigataseiryou University, 大学院・臨床心理学研究科, 教授 (60339950)
• Co-Investigator(Kenkyū-buntansha): 橘 玲子 新潟青陵大学, 大学院・臨床心理学研究科, 教授 (00018384) ; 運上 司子 新潟青陵大学, 大学院・臨床心理学研究科, 教授 (00440462) ; 齋藤 恵美 新潟青陵大学, 大学院・臨床心理学研究科, 助手 (50460324)
• Keywords: 関節リウマチ / 気分障害 / 不安障害 / 心理教育リハビリテーション / 認知行動療法 / 国際情報交換

Research Abstract

平成21年度実施状況:
1)関節リウマチ患者についての気分障害・不安障害の有病率の検知調査について
下記の計画で進めている。平成21年度においては、実施計画を策定し、
質問票の確定とGAD-7(日本語版)のvalidation studyを進めた。
(1)対象:新潟県立リウマチセンターに入院・外来通院中の関節リウマチ患者
(2)調査票:下記の質問票を調査票として使用することを確定。
(1)PRIME-MD Patient Health Questionnaire(研究代表者村松らによる日本語版)
(2)Somatosensory Amplification Scale(研究代表者村松らによる日本語版)
(3)GAD-7(研究代表者村松らによる日本語版)
GAD-7(日本語版):研究代表者村松らによる日本語版について現在dataを収集中。
2)平成21年度日米国際比較研究の準備のための研修を計画していたが、新型インフルエンザ流行のため渡航が困難となり中止した。研究代表者(村松)と共同協力者BarkyAJ(米国)は、本研究で使用する「心身医療の認知行動療法プログラム」につき、発刊を進め、平成22年度4月発刊予定(新興医学出版社)となっている。
3)生理学的評価:唾液アミラーゼ、脳波解析
上記の心理学的評価とともに、プログラムの効果判定のための生理学的評価として唾液アミラーゼ、脳波解析のストレス評価の妥当性について検討した。この結果については、平成22年度6月27日日本心身医学会(仙台市)で発表予定である。