2009 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
21530884
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Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
白土 悟 Kyushu University, 留学生センター, 准教授 (60154374)
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Keywords | 中国 / 留学人材 / 瀋陽 / 大連 |
Research Abstract |
1. 留学人材政策について、藩陽市人民政府・大連市人民政府の外事辧公室の訪問調査を行った。主として都市の国際化政策と在外留学者の誘致政策について事情を聴取し資料収集した。人材需要に関しては機械加工、医療機器、自動車整備、家電、医療介護分野の専門技術者が不足しており、海外研修のニーズがあるということであった。在外留学生に関しては経済技術開発区等への誘致を進めている。 2. 藩陽にある遼寧省実験中学の訪問調査を行う。この高校部は全国公募し受験者7000人から500人が選抜される難関校である。日本留学に多数送り出しており、日本語教育も行っている。 3. 藩陽にある育才高校も日本留学に多数送り出しているが、同校出身の九州大学学部留学生に学校での教育体制及び留学事情について面談調査した。 4. 大連外国語学院の日本語学院長・劉利国氏と22年度の調査について打ち合わせを行った。 5. (財)日本語教育振興協会の調べでは日本語学校入学者の中で毎年最も多いのは福建省出身者である。そこで福建省外事辧公室及び外服留学センターを訪問し、なぜ福建省から日本留学が多いのかなど留学事情について聴取した。また福清市の日本語学校を訪問した。ここには遼寧省とは違う留学形態があり、比較検討する材料を得るためである。 6. 全国の日本語学校に関する資料を収集するとともに、福岡市の日本語学校(九州英数学館国際言語学院・福岡国際学院)の関係者より、海外募集・入学審査・入国手続き・生活指導・大学・大学院の受験指導等々について情況を聴取した。
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