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2011 Fiscal Year Annual Research Report

学齢期障害児の放課後生活支援に関する実証的研究

Research Project

Project/Area Number 21531027
Research InstitutionTottori University

Principal Investigator

寺川 志奈子  鳥取大学, 地域学部, 教授 (30249297)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 奥野 隆一  鳥取大学, 地域学部, 教授 (10437519)
Keywords障害児 / 学齢期 / 放課後 / 学童保育 / 生活支援
Research Abstract

本研究は、鳥取県における学齢期障害児の放課後生活の実態について明らかにするとともに、放課後の生活支援の拠点の一つとしての学童保育における障害児支援のあり方について、質問紙調査、インタビュー調査、及び縦断的事例研究を通して実証的に検討することを目的としている。そのために、(1)鳥取県における学齢期にある障害児の放課後生活の実態についての解明、(2)鳥取県の学童保育における障害児の受け入れ実態についての解明、(3)障害児を受け入れている学童保育における保育内容・方法の検討、の3点について研究を計画・遂行してきた。研究3年目の平成23年度は、目的(1)に関して、学齢期障害児の放課後生活支援にあたっては、学校、学童保育、児童デイサービスといった関係機関の連携が図られ、個別の教育支援計画が策定されることが求められると考えられるため、その実施実態について鳥取県の特別支援学校(知的障害、病弱・肢体不自由)児童の保護者を対象にアンケート調査を行った。その結果、子どもの放課後生活まで見通した生活全体を豊かに保障するための支援者会議の実施、個別の教育支援計画の策定及び活用については不十分な状況であった。目的(2)に関しては、鳥取県の学童保育における障害児の受け入れ実態について、学童保育の指導員を対象とした質問紙調査の内容を検討した。来年度、実施する計画をしている。目的(3)に関しては、これまで学童保育実践検討会を継続して行ってきており、統合学童保育における保育内容、保育方法のあり方について検討した。今後、(2)の実態調査の結果とあわせて検討することにより、学齢期障害児の放課後生活支援の重要な一端を担っている学童保育のあり方について提言していけるものと考える。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

当初計画していたアンケート調査の立案と実施、統合学童保育の実践検討会等を行ってきている。

Strategy for Future Research Activity

研究期間の最終年度である来年度は、今年度内容を検討した学童保育における障害児の受け入れ実態についての質問紙調査を遂行し、これまでの成果を報告書にまとめていく予定である。

URL: 

Published: 2013-06-26  

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