2011 Fiscal Year Annual Research Report
脳卒中及び認知症の発症進行及び治療マーカーとしての脳細動脈病変のMRI画像化
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21591112
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
広木 昌彦 京都大学, 医学研究科, 非常勤講師 (30456884)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
山口 直人 茨城県立医療大学, 保健医療学部, 教授 (40239900)
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Keywords | MRI / 高血圧 / 脳卒中 / 認知機能 / 白質病変 |
Research Abstract |
平成23年度7月を目標に予定登録患者(200人)を完了させせることが第一の目標であったが、最終的には9月3日にまで延長して220人が登録された。3年後の再検査でのドロップアウトの可能性を考慮すると、まずますの登録数が達成できた。登録患者の認知機能解析については、すでに全被験者の集計が終了したが、項目漏れはなく、質の高いものとなった。画像については、全患者の画像解析を自動化する準備が順調におこなわれた。血清分子マーカーに関しては、登録者ほぼ全員から残血清をうけとり、研究分担者山口が分離保存をおこなっており、解析の準備がととのった。検診データについては、参加者全員、全項目の検査結果を得ることが達成された。 前向き研究において、一次登録の質と量とも達成されることが、研究の目的を達成するうえで重要であることは当然のことである。当該年度の研究は十分成果が得られたと考えられる。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
予定数を上回る被験者の登録を達成できた。また検査結果も画像、認知機能検査、検診での検査いずれも質の高いものが得られた。
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Strategy for Future Research Activity |
被験者の一時登録は十分達成できた。2013年2月には3年後の再検査が開始される。研究脱落者を最小化するため、早めに準備にとりかかる。またそれまでの期間を、一次登録での検査結果の解析に十分に活用する。
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