2012 Fiscal Year Annual Research Report
脳卒中及び認知症の発症進行及び治療マーカーとしての脳細動脈病変のMRI画像化
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21591112
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
広木 昌彦 京都大学, 医学(系)研究科(研究院), 非常勤講師 (30456884)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
山口 直人 茨城県立医療大学, 保健医療学部, 教授 (40239900)
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Project Period (FY) |
2009-04-01 – 2014-03-31
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Keywords | 高分解能MRI / 血管周囲腔 / 脳卒中 / 高血圧 |
Research Abstract |
H24年度の目標は、一次登録された220例についてのデータ解析および二次登録(3年後の再検査の開始)である。 データ解析は、脳ドックデータ、高分解能MRI画像、認知機能検査、血液分子マーカー検査である。脳ドックデータは、脳ドックデータベースへのアクセスは問題なく、データ収集は終了している。高分解能MRI画像は、撮像時のアーチファクト軽減の努力および画像解析技術により、目的とする血管周囲腔の描出は鮮明で定量化は問題なく進んでいる。高血圧患者群は、大脳白質および基底核で血管周囲空腔は目立ち、非高血圧患者群は目立たず、先行研究と一致した所見が得られている。認知機能検査の点数化は、2重チェックをおこない確認した。点数はそのまま解析の際の、変数として扱う。血液分子マーカーは、専用キッドの購入によりVEGF系、炎症系、エストロゲン系の測定が順調に進んでいる。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
一次登録は予定より20例多い220例の登録が完了されており、解析は順調に進んだ。二次登録としては、H24年度において、一次登録者15人のうち12人(80%)が二次登録され、一次登録と同一の検査が施行された。
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Strategy for Future Research Activity |
本研究は追跡調査であり、最も重要な点は、一次登録患者に、質の高い再検査を得られるかでであろう。これまでの割合(80%)でいくとH25年度220例全例においては、176例の二次登録となってしう。20%のドロップアウトの患者(3人)は、かなり早期に連絡(6ヶ月以上)に連絡を取っていれば、二次登録ができていた可能性がある。H25年度は、少しでも早い時期から被験者に連絡をとり、二次登録を完成させる方向である。
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