• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to project page

2011 Fiscal Year Annual Research Report

プロテアーゼ群による運動機能の制御機構

Research Project

Project/Area Number 21591899
Research InstitutionKobe International University

Principal Investigator

小林 俊博  神戸国際大学, リハビリテーション学部, 准教授 (40153621)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 三井 真一  群馬大学, 大学院・保健学研究科, 教授 (20295661)
Keywordsプロテアーゼ / 運動機能 / モトプシン / シナプス / 軸索再生
Research Abstract

内在性セリンプロテアーゼ阻害剤protease nexin-1の過剰発現によって神経筋接合部(NMJ)の発達が阻害されることから、NMJの発達にはプロテアーゼの作用が必須であることが示唆される。しかし、NMJに局在するセリンプロテアーゼtissue plasminogen activator (tPA)の欠損マウスではNMJの構造的な異常は認められていない。そこで、NMJに局在するセリンプロテアーゼ motopsinとの二重欠損マウスを作製することにした。
tPA欠損マウスを新たに導入して繁殖を行った上で、motopsin欠損マウスと交配を行い、motopsin+/-,tPA+/-マウスを作製した。遺伝子型の決定はPCR法を用いたが、両遺伝子欠損マウス共にpGKneoカセットを有するために欠損motopsin遺伝子に対する新たなPCRプライマーの設計を3種類設計し、グラジエントPCRによって条件権等を行った。最も明瞭なバンドを検出したプライマーと温度条件を用いて遺伝子型の決定を行った。両遺伝子ともヘテロ欠損マウスを交配すると二重欠損マウスが誕生する確立は1/16となるので、motopsin-/-,tPA+/-とmotopsin+/-,tPA-/-とを交配することとした。二重欠損マウスが誕生する確率は1/4となる。二重欠損マウスは外見上大きな異常を認めずに少なくとも8週齢までは生存している。今後、神経筋接合についてα-bungarotoxinを用いてアセチルコリン受容体の形態学的検討とロータロッド等の協調運動の行動学的試験を行う予定である。

URL: 

Published: 2013-06-26  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi