2009 Fiscal Year Annual Research Report
CD34陽性細胞を用いる骨再生促進法に対するG-CSFの併用効果
Project/Area Number |
21592579
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Research Institution | Yokohama City University |
Principal Investigator |
太田 信介 Yokohama City University, 医学研究科, 客員研究員 (30336581)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
藤内 祝 横浜市立大学, 医学部, 教授 (50172127)
光藤 健司 横浜市立大学, 附属病院, 准教授 (70303641)
足立 誠 横浜市立大学, 附属病院, 常勤診療医 (10468192)
松井 義郎 香川大学, 医学部, 教授 (10181687)
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Keywords | CD34陽性細胞 / 骨再生 / G-CSF |
Research Abstract |
予備実験としてG-CSF皮下投与ラットからCD34陽性細胞を採取する実験を行った。これまでの研究で、ヒト末梢血CD34陽性細胞の採取はオートMACSシステムを用いて順調に進んでいたが、今回、横浜市大口腔外科で、手動のシステムをいて細胞の回収に当たったことと、対象をヒトからラットに変えた事で、抗体反応がより煩雑にすり、回収率に問題が認められた。今後、手動のシステムを用いでヒト末梢血からごCD34陽性細胞を回収した後に細胞培養系でG-CSFを作用させ、その影響を検討することでG-CSFのCD34陽性細胞への影響について検討を加えることとした。 G-CSFの全身投与による骨欠損の治癒に対する効果についの検討はラットの頭蓋骨欠損は骨の厚さが比較的薄く、骨の造成についての検討で結果に差が出なかったため、検討方法について再検討の必要が認められた。ラットの週齢を上げるか、生物をより大型化し、免疫の問題を解決してヒトの細胞を用いて検討を行う必要が有ると考える。 G-CSFの投与によつて、印象としては骨欠損腔への細胞成分の集積が上がっている感は認められた。これらの結果を踏まえて、 実験系を出来るだけシンプルにする事、ラットの細胞ではなくヒトの細胞を用いる事、ヒトの細胞を培養し、培養系でG-CSFを作用させて骨芽細胞への分化能や増殖能についての検討を行う事、ヒト細胞と大型動物を用いて、細胞や骨形成腔へしG-CSFの直接作用について検討を行うこととした。
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