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2009 Fiscal Year Annual Research Report

看護系大学3年次編入学における教育プログラムの開発

Research Project

Project/Area Number 21592682
Research InstitutionChiba University

Principal Investigator

斉藤 しのぶ  Chiba University, 大学院・看護学研究科, 講師 (90292680)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 和住 淑子  千葉大学, 大学院・看護学研究科, 准教授 (80282458)
Keywords編入学生 / 看護学 / 教育プログラム
Research Abstract

平成21年度は、研究の第一段階として、ます学士課程入学時における編入学生の抱える看護学修得上の学習課題について研究を行った。研究者の所属する大学において、編入生がどのような目的を持って入学してきたのかを踏まえ、編入学生の学習課題をその看護実践レポートの分析を通して明らかにした。これは、多様な背景を持つ編入学生が、大学にて看護学を学んでいく上での学習課題を明らかにしたものである。今後編入学生を教育する上での方向性を示唆するものと考えられた。また、編入学生からのインタビューを通して、学生自身が考える課題と比較し、その乖離を確かめることとなった。これらを踏まえ、今後は具体的な教育内容を考える基礎資料を作成していく予定である。
さらに、編入学制度を実施している看護系大学2校に対しインタビューを依頼し、どのような問題があるかなど意見交換を行った。インタビューからは、新設される看護系大学において、編入制度が実施されているが、編入生が看護学を大学で学ぶという観点での教育には、確固たる方向性が見出されていないことが可能性として考えられた。
大学において看護学を学ぶことについて、編入生には臨床経験を重ねてきているという背景を踏まえ、学びの意識の高さを尊重しつつ、自己の限界を自己評価し、自己教育力を身につけていくための授業や演習が用意される必要があると思われるが、現状では、十分な準備ができていないまま編入生を受け入れている看護系大学があることが予想される。今後、これについてさらに全国調査を重ね、編入生に対する教育の骨子について提言していく内容の研究を重ねる予定である。

  • Research Products

    (1 results)

All 2009

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] 3年次編入学生の学士課程入学時における看護学修得上の学習課題2009

    • Author(s)
      斉藤しのぶ, 和住淑子
    • Organizer
      日本看護学教育学会
    • Place of Presentation
      日本赤十字北海道看護大学
    • Year and Date
      2009-09-20

URL: 

Published: 2011-06-16   Modified: 2016-04-21  

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