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2011 Fiscal Year Annual Research Report

フィジカルアセスメント実践能力強化のための教材プログラムの開発

Research Project

Project/Area Number 21592695
Research InstitutionSaga University

Principal Investigator

末次 典恵  佐賀大学, 医学部, 講師 (60363355)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 安田 加代子  佐賀大学, 医学部, 准教授 (90336123)
熊谷 有記  佐賀大学, 医学部, 助教 (10382433)
長家 智子  九州大学, 医学研究院, 准教授 (70207976)
Keywordsフィジカルアセスメント / 基礎看護技術 / e-ラーニング / 看護実践能力
Research Abstract

本研究は、看護職の観察技術向上のためのフィジカルアセスメント技術に関するITを活用した動画コンテンツを含む自己学習教材のWBT (Web Based Training)教材プログラムを開発するものである。
本年度は、臨床現場で求められるフィジカルアセスメント技術の明確化ために、さまざまな臨床経験年数を有する臨床看護職者を対象にフィジカルアセスメントの現状と学習ニーズに関するアンケート調査を実施した。得られたデータの分析結果をもとに臨床での実施率・学習ニーズがともに高かった「意識レベルの観察」および「聴診」を中心にコンテンツを編成した。WBT教材は、講義音声と連動するパワーポイント画面および臨床現場を想定したフィジカルイグザミネーション技術の動画で構成し、米国アップル社ポッドキャスト(Podcast)形式で作成した。教師が簡単に教材を載せたページを作れるようフィジカルアセスメント教材をポッドキャストとして含むウィキ(Wiki)ページとしてサーバに配置し、登録されたユーザのみが編集し、閲覧できるようにした。配信した教材をA大学看護学生に使用してもらい、アンケートによる教材評価を実施した。回答を得た98名の教材評価では「音量」で評価が低かったが、概ね好感度の評価であった。学生評価をもとに改良を加えた教材は臨床看護師を対象にタブレット型情報端末iPadでの視聴を行った。質の高い医療・看護の実践には、看護師の観察能力が不可欠で、観察能力の育成にはフィジカルアセスメントの実践力強化が重要となる。ポッドキャスト形式で提供する本教材は、ネットワークおよび、デジタルメディアの普及に伴い、作成が容易であること、携帯型情報端末に対応して視聴できることから、学生だけでなく、新卒臨床看護師や訪問看護領域で活動する看護師に、時間や場所に左右されずに活用できるモバイル教材として利用価値が高いと考えられる。

  • Research Products

    (2 results)

All 2012 Other

All Presentation (1 results) Remarks (1 results)

  • [Presentation] 臨床看護職者のフィジカルアセスメント技術実施の現状と学習ニーズ2012

    • Author(s)
      末次典恵, 他
    • Organizer
      佐賀県看護研究学会
    • Place of Presentation
      佐賀市民会館
    • Year and Date
      2012-03-10
  • [Remarks]

    • URL

      https://pcast.shs.kyushu-u.ac.jp/groups/saga/

URL: 

Published: 2013-06-26  

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