2009 Fiscal Year Annual Research Report
新人看護師の看護専門職業人としてのキャリア発逹を促す教育支援プログラムの開発
Project/Area Number |
21592727
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Research Institution | Seirei Christopher University |
Principal Investigator |
坂田 五月 Seirei Christopher University, 看護学部, 准教授 (90288407)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
青山 ヒフミ 大阪府立大学, 看護学部, 教授 (80295740)
勝山 貴美子 大阪府立大学, 看護学部, 准教授 (10324419)
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Keywords | 新人看護師 / 看護専門職業人 / キャリア発達 / 教育支援プログラム |
Research Abstract |
1.教育支援プログラムによる介入: 地方都市にある急性期病院に平成21年度採用された新人看護師を対象に研究を実施した。研究対象者の選定基準は、看護基礎教育を終了し、学校養成所入学前の時期に看護職としての経験を持たない看護師で、研究参加に同意する者とした。 2.教育支援プログラムの効果の検証: (1)参加協力者:総数120名(介入群75名、対照群45名)が参加。介入群の教育支援プログラムへの参加人数(参加率)は、第1回プログラム75名(100%)、第2回プログラム63名(84%)、第3回プログラム61名(81%)、第4回プログラム49名(65%)であった。プログラムを途中で中断した者は26名(35%)、うち3名(5%)は所属病棟の看護管理者を介して辞退の申し出があった。プログラムへの参加辞退の理由は、1名が「同期の話を聴くのが辛い」、1名が「プリセプターとの性格の不一致」、1名が「体調不良など」、連絡無しが23名だった。対象者のうち、4回のプログラムに参加し、3回のデータを収集できたのは40名(有効標本数の割合=53%)であった。尺度の回答に欠損値のあるデータと、平均年齢+2SD(標準偏差)を超える31歳以上の対象者を除外し、介入群の分析対象を33名とした。対照群の調査への参加人数(参加率)は、第1回調査45名(100%)、第2回調査44名(98%)、第3回調査40名(89%)であった。3回のデータを収集できた39名(有効標本数の割合=87%)のうち尺度の回答に欠損値のあるデータを除外し、対照群の分析対象は34名。 (2)結果:介入群と対照群では、男女の出現率に差は無かった。介入群は大学卒が多く、対照群は専門学校卒が有意に多かった。
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Research Products
(1 results)