2009 Fiscal Year Annual Research Report
母親と胎児期、幼少期の生活習慣病予防のライフステージアプローチ
Project/Area Number |
21592853
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Research Institution | Kumamoto University |
Principal Investigator |
尾道 三一 Kumamoto University, 大学院・生命科学研究部, 教授 (70112406)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
上田 公代 熊本大学, 大学院・生命科学研究部, 教授 (20145345)
原田 幸一 熊本大学, 大学院・生命科学研究部, 教授 (00094029)
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Keywords | 低出生体重児 / ストレス / ライフステージアプローチ / 前向きコホートスタディ / 妊娠のライフスタイル / 妊娠前体重とBMI / ソーシャルサポート |
Research Abstract |
【目的】我々のこれまでの研究結果で、低出生体重と関連が強かった妊娠関連のストレスに焦点をあて、妊婦の日常生活活動と心の健康自己評価質問紙(WHO)の関連を前向きに調査し、アウトカムとして出生体重との関連を分析する。 【方法】1) 調査対象と方法:妊婦400名。A施設のみで、都市的環境と農村的環境に生活している妊婦の受診者は十分得られる計画なので,一施設に限定した。選出基準にあった妊婦の初期(妊娠第15週まで)・中期(16-27週)・末期(33-34週),出生、までを追跡し、妊娠の各期に心の健康自己評価質問紙-A票(WHO)および妊婦の生活の質問調査-B票を行った。児の出生体重は病院よりデータを得る。妊娠初期の妊婦健康診査に来院した初妊婦に、病院の助産師とともに研究の趣旨を説明し同意が得られた妊婦に調査票を配布した。対象数の目標値まで配布し追跡する。 2) 分析:調査開始時の3ヶ月間で,、妊娠の初期,中期,末期の方の協力があり,H21年度は全妊娠期合わせて、約400件のデータが得られたため、妊娠時期別に、心の健康自己評価と妊婦の生活を横断的に分析した。 【結果】調査期間がまだ短いため、十分な数の出生体重のデータが得られていないので、十分な解析が出来ていない。
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